カナダの「ジャスパー」は、名前こそ聞くけれど
「どんな見どころがあるの?」「観光する価値あるの?」
と感じる人が多い町だと思います。
バンフほど有名ではないぶん、“行ってからやることが少ないのでは…” と心配になりますよね。
とくに旅行前は、こんな不安が出やすいと思います。
- 自然ばかりで、すぐ飽きてしまいそう
- 初めてでも観光しやすい?
- ジャスパーはそもそも旅行先としてアリなの?
私も同じ気持ちでしたが、1週間滞在した結果「もっといたかった」と思うほど、ジャスパーには見どころが多く、1日ではとても回り切れないとこばかりでした。
この記事では、実際に私が訪れて「これは外せない」と感じた
ジャスパーの見どころ8選(観光スポット+体験)
を初心者向けにまとめています。
紹介するのは
- ジャスパー観光センター
- 歴史ある駅と機関車
- アイスホッケーアリーナ
- 星空観賞
- 町歩き
- トレイル
- マリーン渓谷
どれも旅行の満足度を上げてくれる「行く価値のある場所」ばかりです。
この記事を読み終えるころには、「ジャスパーってこんなに楽しめるんだ」と具体的にイメージできて、あなたの旅行プラン作りがきっとラクになります。
ジャスパーの基本情報|自然が広がる静かなロッキー山脈の町

ジャスパーは、カナディアンロッキーの中でも最大の国立公園に囲まれた、小さい山の町です。
町のまわりには、大きな山や氷河、湖が広がっていて、“手つかずの自然” をすぐ近くで感じられます。
季節によって表情が変わるのもポイントです。
- 夏はハイキング
- 秋は木の色づき
- 冬はスキー
- 春はゆっくり散歩
と、いつ行ってもその時だけの景色が楽しめます。
観光地としてのにぎやかさは少なめですが、そのぶん「静けさ」と「ゆっくりした時間」を感じられるのがジャスパーの良さです。
よりくわしい特徴や楽しみ方については、下の記事でまとめています。「そもそもジャスパーってどんな町?」という人は参考にしてみてください。
ジャスパー観光の出発点|インフォメーションセンター
ジャスパー観光のスタートにいちばん便利なのが、町の中心にある「Jasper Park Information Centre(観光センター)」です。
観光センターの良いところは、プロに「今日行くべき場所」を聞けることです。
- この時期にしか見られない名所
- 混みにくい穴場
- 初心者でも歩きやすいスポット
など、私の質問に合わせてやさしく教えてくれました。初めての土地でも迷うことなく計画が立てられたので、とても安心感がありました。
館内には、カナダの動物の剥製(=本物の姿を再現した展示)がたくさんあり、その迫力に思わず足が止まりました。

また、館内には周辺のお土産屋には売っていない物も販売されていたため、チェックする価値はあると思いました。
私が泊まっていた Jasper Downtown Hostel からは徒歩10分ほどでアクセスも良く、到着翌日の朝にすぐ観光の準備ができたのも便利でした。
ジャスパーに着いたら、まずここで情報を集めるのがおすすめです。
アクセスの中心地|はじめてのジャスパー旅行に便利な駅
ジャスパーの町の中心には、歴史ある 「Jasper Station(ジャスパー駅)」 があります。
外観は100年以上前に建てられた建物で、まるでジャスパーの旅の入口に立ったような気分になりました。
館内には当時の写真が展示されていて、“昔のジャスパー”を感じられる落ち着いた空間です。

さらに驚いたのは、駅の中に展示されているカナダの熊の剥製(=本物を再現した展示)。実物大の迫力に思わず足が止まり、「こんなのに遭遇したら無事では済まない」と確信しました。

私はエドモントンからバスでジャスパーに入りましたが
- VIA Rail(長距離列車)
- ロッキーマウンテニア号(観光列車)
を使ってジャスパー駅にアクセスする方法もあります。
さらに便利なのが、駅構内でレンタカーの手続きを行えることです。
国立公園内は車があると行動範囲が一気に広がるので、湖めぐりや星空観賞をしたい人にはとても助かるサービスです。列車で到着してそのまま借りられるので、移動のストレスも少なく済みます。
駅からはお店やカフェなどへのアクセスもよく、ジャスパー観光の出発点として非常に便利。散歩ついでに立ち寄るだけでも楽しめる歴史的スポットです。
ジャスパー駅の名物|歴史を語る6015番の蒸気機関車

ジャスパー駅を訪れたら、すぐ近くにある 「6015 Steam Engine(蒸気機関車)」 にもぜひ立ち寄ってみてください。
駅から歩いてすぐの場所にあり、外観を眺めるだけでも楽しめる “写真映えするスポット” です。
私は駅を見たあとにふらっと寄りました。鉄道にくわしいタイプではありませんが、それでも「昔のカナダを支えた機関車なんだ」と実感できる迫力がありました。
また、機関車の後ろにVia Rail Canadaで実際に使用されていた電車も展示されていました。こちらは実際に中に入ることができました。

とくに良かったのは、“無料で気軽に立ち寄れること” です。「駅のついで」「天気がいい日の寄り道」 にちょうどいいスポットです。
ここでしか見られない展示も|Jasper Arena で見つけた意外な発見
ジャスパーの町で「ちょっとローカルな雰囲気を味わいたい」と思ったら、Jasper Arena(ジャスパー アリーナ)に立ち寄ってみてください。町の中心から歩いてすぐの場所にあり、観光の合間でも気軽に入れるスポットです。
私が訪れた時は、たまたま利用者がいなかったようで、アイスホッケー場には私ひとり。静かで大きな空間に立つと、カナダの国技であるホッケーのスケールを感じられて、見ているだけでもおもしろかったです。
建物の中は少しひんやりしていて、観客席の広さにも驚きました。

館内を歩いていると、突然箱根とジャスパーが姉妹都市であることを示す記念品の展示があらわれてびっくりしました。

ハリファックスでワーホリをしていて1年以上日本に帰っていなかった私は、その展示を見て懐かしい気持ちになりました。
なお、建物の一部には立ち入り禁止エリアもあり、私はうっかり入ってしまい注意されました。軽い見学だけなら特別な許可は必要ありませんが、案内表示はしっかり確認するのがおすすめです。
不安な場合は、入口に受付があるのでしっかり確認を取ることをお勧めします。
Jasper Arena(ジャスパー アリーナ)は、観光スポットとはちょっと違う、“生活の中にあるジャスパー” を感じられる場所です。
世界レベルの星空|“ダークスカイ保護区”の夜空

ジャスパー国立公園は、2011年にダークスカイ保護区(dark-sky preserve)に登録された、世界でもめずらしい星空の名所です。
街の光がほとんど無く、晴れた夜には天の川や無数の星が肉眼で見えるほど。
特に町から近い Pyramid Lake(ピラミッドレイク)周辺はアクセスが良く、星空撮影でも人気のスポットです。
私が訪れたのは3月上旬。ジャスパーを訪れたメインの目的は、オーロラ鑑賞でした。
仲良くなったホステルにいたフランス人3人、イギリス人1人、オーストラリア人1人の計6人で、レンタカーを借りて Pyramid Island へ向かいました。桟橋に立つと、あたりは本当に真っ暗で、息が白くなるほどの寒さ。
それでも空を見上げた瞬間、鳥肌が止まらないほどの星の多さに圧倒されました。
- 天の川が空いっぱいに広がる
- 流れ星が何本も見える
- まるで“宇宙の中”にいるような感覚になる
そんな光景が、言葉にできないほど美しかったです。
なぜか自然とそれぞれの国の歌を歌う流れになり、みんなの歌声を聞きながら星空を眺めていました。あの時間は、旅の中でも特に忘れられない瞬間でした。
オーロラは見られませんでしたが、それでも「来てよかった」と心から思える夜です。
星空観賞をするなら、
- 車(完全に真っ暗で道のりが長いので必須)
- 防寒着(3月は特に寒い)
は絶対に用意してほしいです。ジャスパーでしか味わえない、特別な星空体験になります。
観光の合間に楽しめる|ジャスパー中心街の歩き方

ジャスパーは、観光の合間にゆっくり歩くだけでも楽しめる、小さくてかわいい山の町です。中心街はコンパクトで歩きやすく、お店やカフェがほどよく並んでいます。にぎやかすぎず、ローカル感もほどよく残っているので、散歩だけでも気持ちのいい時間になります。
歩いていて印象に残ったのが、カナダで有名なチェーン店 Tim Hortons(ティム・ホートンズ) の外観。ジャスパーの店舗は木を使ったログハウスのようなデザインで、他の都市の雰囲気とはまったく違っていました。

また、街の中心にあるお土産屋さんでは、日本人の店員さんと出会い、丸1年ぶりに日本語で話せてほっとしました。こうした小さな出会いも旅の思い出になります。
さらに、宿の前のベンチに座っていた70代くらいの地元のおじいさんと話したのも、とても印象的でした。昔のジャスパーのことを話してくれて、言葉は少し聞き取りにくかったですが、その話から“この町の歴史”を感じることができました。
観光スポットへ行く前後のちょっとした時間にも散歩しやすいので、「観光の合間のリフレッシュ」 にぴったりです。
見どころが多いジャスパーのトレイル|歩くだけで絶景に出会える
ジャスパーは、小さな町からすぐ自然に入れるのが魅力です。トレイル(=歩く道)はたくさんあり、歩くだけで絶景に出会える場所が多いのもポイントです。私が歩いたときは、まだ雪が残っていて、森の中はとても静かでした。
歩きやすい道もありますが、雪でトレイルの境目が見えにくくなることもあります。実際に私は、足あとをたどって歩いていたら30分ほどで獣道になり、「これ、人の足じゃなかったかも…?」と気づいて急いで引き返しました。もし熊の足あとだったらと思うと少しこわかったです。
道中では鹿のような野生動物を見かけ、街の近くでも自然との距離がとても近いことに驚きました。

特に良かったのが Old Fort Point(オールドフォートポイント) からの景色です。山や川がいっきに広がる絶景で、思わず何枚も写真を撮りたくなる場所でした。

安全に歩くために、
- 方位磁針
- 熊よけスプレー
- 防寒着(3月は特に)
はあった方が安心です。
観光の合間に軽い散歩をしたい人にも、しっかり自然を感じたい人にもおすすめのトレイルです。
ジャスパーの人気スポット|マリーン渓谷(Maligne Canyon)

ジャスパーで「手軽に絶景を見たい」という人におすすめなのが、Maligne Canyon(マリーン渓谷) です。深さ50mほどの細い渓谷の上を歩きながら、滝や急流を近くで見ることができる人気トレイルです。冬は写真のように迫力のある氷瀑を見ることができます。
歩ける道がしっかり整っているので、初心者でも気軽に楽しめるのがポイント。いくつかある吊り橋から渓谷をのぞき込むと、下まで一気に流れ落ちる水の迫力に思わず息をのみます。
- 深い谷が続く絶景
- 写真スポットも多い
と、“自然の力” を体で感じられる場所です。
歩き方や冬の観光の注意点は、別の記事でくわしくまとめています。「マリーン渓谷をもっと詳しく知りたい」という方は、こちらもあわせてチェックしてみてください。
まとめ
ジャスパーは、自然が近いのに、町の落ち着いた雰囲気も感じられる、バランスのいい旅行先です。
バンフほど観光地化されていないぶん、静かな時間の中でゆっくり歩いたり、星空をながめたりと、ここでしかできない体験がたくさんあります。
今回紹介したように、
- 歴史ある駅や観光センター
- 写真が映える蒸気機関車
- ローカル感のあるアリーナ
- 世界レベルの星空
- 小さな町の散歩
- すぐ自然に入れるトレイル
- 迫力のマリーン渓谷
など、“自然+街歩き+ちょっとした非日常” がそろっています。私自身、1週間の滞在では足りないほど見どころが多く、「次はもっと長くいたい」と思いました。
もし「ジャスパーって行く価値あるのかな?」と迷っているなら、きっと楽しめる旅になります。ぜひ旅の計画作りの参考にしてみてください。
また、検討中の方は、旅行前にスマホの通信手段を用意しておくとスムーズです。
・安心して使いたい人は VOYAGEESIM
・費用をおさえたいなら TORA eSIM
が向いています。
どちらもオンラインで申し込みができて、到着後すぐ使えるのでとても便利です。あなたの旅のスタイルに合う方を、渡航前にチェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ジャスパーへは、バスで安価に行くこともできます。下記の記事で、実際に私が使った詳しい行き方などを紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてください。





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