【10万円】ワーホリはお金がなくても行ける?3カ国の初期費用を公開

ワーキングホリデー出発前

「ワーホリに行きたいけど、お金がない…」

「調べても航空券など、あらかじめわかる金額しかわからない」

「そうじゃなくて現地でお金がなくても通用するか知りたい」

この悩みは、まさにわたしが初ワーホリであるオーストラリア渡航前に抱いていたものです。

わたしの調べかたが悪かったのかもしれませんが、調べても調べても、ビザ代など準備にかかる費用しかわかりませんでした。

当時のわたしが求めていたのは、調べればだいたい把握できる準備資金ではなく

「すくない資金でも仕事はみつかるのか」

「仕事を見つけるまでの費用感や具体的な行動」

などでした。

この記事はそんな当時のわたしのような方に役立てるとおもいます。

わたしはオーストラリア・カナダ・ニュージーランドで、低資金でのワーホリ生活スタートをしてきました。

結論から言うと、お金が少なくてもワーホリに行くことは可能です。

ただし、すこしきつい生活になるのも事実です。

この記事では

  • 実際にかかった初期費用
    (3カ国のリアルな数字)
  • お金がない人でも生活できた具体的な節約方法
  • すぐ見つけやすい仕事
  • 資金が限られた状態での渡航のリスク

などを、体験ベースでわかりやすくまとめたつもりです。

わたしも初ワーホリであるオーストラリアに向かう前は、資金がほぼない状態でした。

しかし「いますぐいきたい」という衝動をおさえきれずに『10万円』だけもって渡航。

結果、運良く10万円以内で仕事をゲット。

給料をもらい、生活をつなげることができました。

航空券やビザ代は調べればわかることが多いです。

しかし、現地到着後の仕事を見つけるまでの初期費用は、これといった『絶対』という金額がないので不安だと思います。

そのため本記事では、航空券などあらかじめわかる費用については軽く触れる程度にします。

その代わり、初期生活費についてくわしく書いていきたいと思います。

この記事を読むことで

  • どう動くとコスパがいいか
  • そもそも自分はいくべきかどうか
  • ざっくりとした費用感

などを、成功や失敗を含んだ実際のわたしの体験から得られると思います。

まず3カ国で実際にかかった初期生活費は下記です。

  • オーストラリア ; 10万
  • カナダ;25万ちょっと
  • ニュージーランド;10万

それぞれについての詳しい内容は後述します。

本記事が「自分でも行けるかどうかの判断ができる材料」になればうれしいです。

ワーホリでかかる主な出費

滞在先でのコインは思い出にとってあります

まずは、ワーホリに行くうえで必要になる「主な出費」を見ていきます。

ちなみに、たとえばカナダの場合は「バイオメトリクス(指紋の登録)」という手続きがあり、追加でお金がかかることがあります。

ただし、これはオーストラリアやニュージーランドでは不要です。

ここでは、どの国でも共通してかかる費用を中心に紹介します。

飛行機代

航空券の価格は、

  • LCC(格安航空)
  • 直行便かどうか
  • シーズン

によって大きく変わります。

また、低予算で行く場合は「万が一の帰国」も考えて、往復で考えておくのがおすすめです。

目安はこんな感じです。

  • オーストラリア(成田→メルボルン):約7万〜17万円
  • カナダ(成田→バンクーバー):約7万〜13万円
  • ニュージーランド(成田→オークランド):約8万〜15万円

初期生活費

これは、仕事が見つかるまでの生活費です。

わたしの経験ベースで言うと、最低でも15万〜20万円は見ておくと安心です。

ここが今回の記事のメインになるので、後半で詳しく解説します。

保険

ここはコストが高めです。

ワーホリ保険(1年間)の目安は、約5万〜15万円

正直に言うと、わたしはオーストラリアとニュージーランドでは、クレジットカード付帯の保険だけで過ごしていました。

ただし保険期間は、渡航してから3ヶ月など制限があります。

つまり、オーストラリアとニュージーランドでは後半は保険なしでした。

わたしが言うと説得力はないかもしれませんが、できるだけ保険会社の保険にも入っておくことをおすすめします。

わたしはただ運がよかっただけで、万が一事故や病気になった場合、とんでもない額になるからです。

実際、カナダでは「Allianz」という保険に入り、約7万円ほどでした。

ビザ代

ワーホリに行くには、ワーキングホリデービザが必要です。

これは、簡単にいうと「入国の許可証」です。

わたしがニュージーランドに申請したときは、約5,000円でした。

しかし現在は価格が変わっているようです。

ビザ代は時期や条件によって変わるので、必ず最新情報をチェックしてください。

参考までに

  • オーストラリア:約670AUD(約6.5万〜7万円)
  • カナダ:約365CAD(約4万〜5万円)
  • ニュージーランド:NZD $770(約7万〜7.5万円)

貯金が少なくてもいける理由

ここからは、「現地についてから仕事が見つかるまで」の生活費について触れていきます。

まずは結論として、お金が少なくてもなんとかなる理由をざっくり紹介します。

(あとで一つずつ詳しく解説します)

滞在費を抑える方法がたくさんある

現地で一番お金がかかるのは、宿泊費です。

ただし、ここはかなり工夫できます。

たとえば

  • バックパッカーズ
  • ホステル

といった、ドミトリー式の安く泊まれる宿があります。

さらに、オーストラリアやニュージーランドでは「woofing(ウーフィング)」という方法も人気があります。

これは、掃除や軽い作業の代わりに、無料で泊まれる仕組みです。

カナダでは「work exchange(ワークエクスチェンジ)」と呼ばれることが多いです。

オーストラリア・ニュージーランドはキャンプも可能

オーストラリアやニュージーランドでは、気候が比較的あたたかいため、外で過ごすこともできます。

いわゆる「キャンプ」という形です。

一方でカナダは、寒さがかなり厳しいため、現実的ではありません。

フードバンクという選択肢もある

食費についても、実は「お金をかけずにしのぐ方法」があります。

それが、フードバンクです。

フードバンクとは、寄付された食料を無料で受け取れる仕組みのことです。

教会などで無料で泊まれる場合もある

場所によっては、教会や地域のコミュニティが、ホームレスなどのために無料で宿泊場所を提供していることもあります。

3カ国で仕事が見つかるまでにかかった費用

ここからは、実際にわたしが3カ国で仕事を見つけるまでに使ったお金を紹介します。

すべて実体験ベースです。

※注意

  • 食費はめちゃくちゃ削っています(ほぼパスタ+卵一個)
  • 金額は当時の物価・為替ベースです

オーストラリア:10万円前後

オーストラリア・カブルチャーにて

まず、各費用と仕事を見つけるまでにかかった期間は下記です。

  • 宿泊費:約60ドル
  • 食費:約60ドル
  • 現地での移動費:約270ドル
  • 仕事の備品:約30ドル
  • レント:120ドル
  • デポジット:240ドル
  • 初給料までの食費:20ドル

合計:約850ドル(10万円以内)

仕事を見つけるまでの期間:2日

最初はケアンズに到着しました。

日本でほんの少しの下調べをした際「ケアンズにはバナナファームの仕事がある」という情報を得ていました。

このときはまだ、バックパッカーズの存在を知らず、モーテル(ホテルより少し安い宿)に泊まりました。

宿泊費は、1泊 約60AUDです。

食費はかなりシンプルで、マックなどの一番安いメニューで済ませていました。

1食 約10AUDほど。

ただ、ここで問題が起きます。

わたしが行った2月は、バナナファームの仕事がない時期でした(笑)

さすがにあせって、マックの中でwi-fiをかりながら「日豪プレス」(日本人向けのオーストラリア生活支援サイト)経由で仕事を探しました。

そして運良くカブルチャーと言う地域でのいちごファームの仕事を見つけました。

そこで急遽、カブルチャーへ移動することに。

  • ケアンズ → ブリスベン(ジェットスター):約250AUD
    ※ジェットスター:格安航空
  • ブリスベン → カブルチャー(電車):約15AUD

さらに、仕事の準備として

  • 作業着
  • 弁当箱

などを購入して、約30AUDかかりました。

到着後、シェアハウスに入居するため家賃などの費用がかかります。

・家賃(レント):120AUD(週)

・デポジット:240AUD(2週間分)

(※デポジット:敷金のようなお金)

オーストラリアでは、多くの場合、家賃・給料は週払いです。

つまり、最初の給料が入るまでの「1週間」の食費が必要でした。

食費は、パスタ・トマト缶などで約20AUD

かなり節約していました。

反省点

今振り返ると、

  • ケアンズからの移動費
  • モーテル代

このあたりは、ムダな出費でした。

バックパッカーズに宿泊すれば60ドル→20ドル程度まで下げられたでしょう。

ケアンズからの移動費も、仕事に関する事前リサーチをもっとやっていれば270ドル→0ドルにできました。

渡航前に

  • どの地域で
  • どの時期に
  • どんな仕事があるか

をしっかり調べることが大事だと感じました。

カナダ:25万円前後

カナダ・ノバスコシア州ハリファックスダウンタウンの様子
  • 宿泊費:約750ドル
  • 食費:約150ドル
  • レント:700ドル
  • デポジット:700ドル

合計:約2300ドル(25万円ほど)

仕事を見つけるまでの期間:1ヶ月以内

カナダでは、ノバスコシア州のハリファックスに向かいました。

このときは少しだけ資金に余裕があったので、最初はAirbnbに泊まりました。

・Airbnb(個室):1週間 約250CAD

その後、バックパッカーズに移動して2週間滞在しました。

・バックパッカーズ:約500CAD

そのあと家を見つけて、入居します。

・家賃(レント):700CAD


・デポジット:700CAD

カナダはオーストラリアと違って、家賃・給料は月払いが多いです。

今回は家の人がよくて、デポジットは1ヶ月分だけで済みました。

(一般的には、2ヶ月分などが多いです)

食費もかなり節約していました。

・スーパーで食材を買う

・キッチンで自炊

このスタイルで、2ヶ月で約150CADに抑えています。

カナダでのポイント

カナダの初期生活費が、他2カ国と比べて高かったのには以下の理由があります。

  • 資金にすこしだけ余裕があった
  • 仕事をあえて選んでいた
  • 給料・家賃が月払い

カナダでは自動車整備士を中心に探していました。

自動車整備士以外の求人であれば、採用に至っていた求人が3件ありました。

しかし、英語環境など、カナダワーホリでは重視したいことがあったため、その3つはキープしながら整備士の求人を探し続けました。

なので、もし

「とにかく早く働きたい」

「職種は選ばない」

というスタンスであれば、もっと早く仕事にはつけました。

ちなみに一番早く採用がきまった応募先は、ガソリンスタンド付きのコンビニで到着1週間です。

希望の仕事(自動車整備士)につくまでは1ヶ月。

採用された仕事は全てレジュメ(履歴書)配りです。

また、カナダは家賃・給料は月払いが多いです。

そのため初期費用も1ヶ月単位で考える必要があります。

オーストラリアやニュージーランドよりも、「最初に耐える期間」が長くなりやすいと感じました。

ニュージーランド:10万円前後

マウントエデンからのオークランド全体の様子
  • 宿泊費:約500ドル以下
    +無料宿泊
  • 食費:約200ドル
  • 現地での移動費:約300ドル

合計:約1000ドル(10万円前後)

仕事を見つけるまでの期間:2ヶ月

ニュージーランドでは、かなり節約寄りの生活をしていました。

まずは宿泊の流れです。

・オークランド(バックパッカーズ):1週間 約200NZD

・ウェリントン(バックパッカーズ):1週間 約250NZD


・ピクトン(バックパッカーズ):1日 約20NZD

その後は、

・ウェストポート:バックパッカーズ2週間(ウーフィングで無料)

・カイコウラ:モーテル(ウーフィングで無料)

という形で、宿泊費をかなり抑えました。

移動は、

・InterCityバスを利用(約300NZD)

ちなみにInterCityには、通常プランの他に

FlexiPass(時間単位で使えるパス)

があり、これを使うと移動費を安くできます。

食費はカナダと同じく、

・スーパーで購入

・キッチンで自炊

・基本パスタとトマト缶
OR
・パンとマーガリン

で、2ヶ月で約200NZD

に抑えました。

またニュージーランドでは、家を借りていません。

そのため、

・家賃(レント)

・デポジット

が一切かからなかったのも大きいです。

ニュージーランドでのポイント

個人的に感じたのは、3カ国の中で一番節約しやすいのがニュージーランドということです。

理由は

  • ウーフィングが使いやすい
  • 移動も工夫できる

このあたりです。

仕事は2ヶ月かかっていますが、カナダ同様自動車整備士の仕事にこだわっていたため、時間がかかりました。

もし、仕事へのこだわりを捨てて、ファームなどの人気職種へ変更していればもっと早かったと思います。

お金がない人向けの節約術

ここからは、資金がかなり少ない人向けの節約術を紹介します。

わたし自身も、3カ国すべてで「お金が少ない状態」からスタートしました。

なので、かなりリアルな内容になっていると思います。

バックパッカーズ(安く泊まる)

バックパッカーズは、二段ベッドが並んだ相部屋タイプの宿です。

デメリットとしては

  • プライバシーがほぼない
  • いびきなどで寝づらいこともある

などがあげられます。

ただし、それ以上にメリットが大きいです。

それは「とにかく安い」ということ。

価格の目安は、一般的に20〜40ドルのところがどの国でも多めでした。

安いところだと15ドルなんてところもあります。

さらに多くの宿にはキッチンがあるので、自炊すれば食費もかなり抑えられます。

そして意外と大きいのが、人とのつながりです。

ほかのワーホリ勢や留学生なども利用しているので

  • 仕事の情報
  • 住まいの情報

などの情報交換ができて、早い結果につなげられやすいです。

※補足
「ホステル」もほぼ同じ意味で使われることが多いです。

検索するときは「backpackers + 地名」で見つかります。

ウーフィング / ワークエクスチェンジ

オーストラリア・ニュージーランドでは「ウーフィング」と呼ばれることが多いです。

カナダでは「ワークエクスチェンジ」と呼ばれていました。

ここではまとめて「ウーフィング」と呼びます。

ウーフィングとは、 作業の代わりに無料で泊まれる仕組みです。

だいたいどこも掃除が求められる作業であることが多いです。

働く時間の目安は

  • 1日 数時間(朝〜昼過ぎ)
  • 週4〜5日

といった感じです。

また、場所によっては、食事もついてくることがあります。

特にニュージーランドは募集が多く、使いやすい印象でした。

探すときは

  • woofing
  • work exchange
  • cleaning

などで検索してみてください。

食費を抑えるコツ

食費は、かなりコントロールできます。

わたしが意識していたのは、最低限の栄養をとることです。

具体的には

・炭水化物(パスタ、パンなど)

・タンパク質(卵)


・野菜(トマト缶)

3カ国とも物価は高いですが、

・パスタやパン:1ドル前後

・卵:7〜12ドル

・トマト缶:2ドル前後

で手に入ります。

かなり質素ですが、1食数セントまで抑えられます。

これはメリットともデメリットともとれますが、こういう食事をバックパッカーズなどでしていると、心配されてたくさん話しかけられました(笑)

デメリットの面としては

  • ひもじい気持ちになる
  • 周りを心配させてしまう

ただメリットの面としては

  • 友達ができる
  • 国籍を超えた人間の温かみにふれられる
  • 積極的に仕事を紹介してもらいやすい

というたくさんのメリットも感じました。

ただし、ひとつだけおつたえしたいことがあります。

説得力はないかもしれませんが、食事は大事です。

なので仕事が見つかったら、自分へのごほうびに豪華な食事などをたべてください。

わたしは「自分主催のパーティー」という名目でたくさんの料理を作って、家やバックパッカーズの人たちにふるまいまくりました(笑)

こうすると、みんなも楽しんでくれてさらに仲良くなれますし、大勢の人に「よかったね」と祝ってもらえるので、自分もうれしい気持ちになれるのでおすすめです。

キャンプという名の外泊

オーストラリアとニュージーランドに限り、キャンプという方法で宿泊費をゼロにすることもできます。

あくまで「キャンプ」です。

自分がキャンプだと思えばキャンプです(笑)

とくにニュージーランドは、キャンプなどのアクティビティがもともと人気なので外で過ごしやすい環境があります。

わたしは日本でもキャンプをよくしますが、日本では「野営禁止」と書かれている場所も多いです。

そのため不安になり、ニュージーランドでは各地の観光センターで

「野営していい場所ありますか?」

と聞いていました。

すると返ってきた答えは、

「うーん、雨とか気をつけてね」

くらいでした(笑)

このあたりは、日本と比べるとかなりゆるい印象でした。

実際にわたしは、

・オーストラリア:ビーチ

・ニュージーランド:渓流や小山

などで寝泊まりしていたときもあります。

寝るときは、

・寝袋を使用

・リュックは枕にして盗難対策

という感じです。

注意点

外泊はコストは下げられますが、リスクもあります。

  • 寝袋は必須
  • 盗難対策
  • 安全は自己責任

実際にオーストラリアでは、夜中に2人組が近くをうろついていたこともありました。

結果なにもなく、ただの散歩中のひとだった可能性もあります。

しかしそういった危険がともなうことは理解しておきましょう。

そのため、女性にはあまりおすすめできない方法です。

ただ、ニュージーランドでは同じように外泊しているフランス人の女性に出会いました。

彼女は、普通にキャンプの目的での外泊でした。

気が合って、渓流で川の音をききながら朝まで話していたのはいい思い出になりました。

なおカナダは、 夏以外はほぼ不可能です。

寒さが厳しく、命に関わるレベルになるためです。

渡航時期をずらす

もうひとつ大事なのが、渡航するタイミングです。

どの国にも、

・シーズン(繁忙期)

・オフシーズン(閑散期)

があります。

シーズン中は、宿泊費などが高くなり、逆にオフシーズンは、費用が安くなる

という特徴があります。

基本的には、夏がシーズン。

冬がオフシーズンです。

ただし注意点があります。

オーストラリア・ニュージーランドは日本と季節が逆です。

・11月〜2月:夏
・6月〜8月:冬

オフシーズンに行けば、宿代などは安くなります。

ただしその分、観光業や飲食を中心に仕事の募集も減ります。

実際にわたしはニュージーランドでオフシーズンの影響をもろにくらい、仕事が見つかるまで2ヶ月かかりました。

各整備場のスタッフにも「冬に入るから、どこも採用を控えてると思うよ」

と言われました。

ただし例外もあります。

それはファームジョブ(農業系の仕事)です。

これは季節によっては、むしろ冬の方が仕事がある品種があるからです。

例えば

・オーストラリア:いちご、ラズベリー

・ニュージーランド:キウイ、ワイナリー

なので、仕事を選ばなければ、なんとかなる可能性は高いです。

最悪の場合の最終手段:フードバンク

どうしてもお金がなくなった場合、フードバンクという選択肢があります。

これは、地域の人の寄付で成り立っている支援制度です。

わたしはカナダで一回だけ利用しました。

必要なのはパスポートのみ。

どこかの教会でやっている場合が多いので、そこへ行きます。

最初に「持ちポイント(40ポイント)」が付与されます。

持ちポイント内で食料を手に入れるという仕組みでした。

たとえば

肉5ポイント

卵3ポイント

といった具合です。

ただしこれは、

・あくまで慈善活動(ボランティア)

・本当に困っている人のためのもの

です。

そのため最初から当てにするのはおすすめしません。


あくまで

「仕事が見つからない」

「お金が本当にない」

というときの最終手段として考えてください。

すぐ見つけやすい仕事

ここからは、渡航後すぐに見つけやすい仕事を紹介します。

お金が少ない状態では、「どれだけ早く給料が入るか」がかなり重要になります。

そのため、採用されやすい仕事を知っておくことはかなり有効です。

オーストラリア・ニュージーランドはファーム

ファームジョブの様子 オーストラリア・カブルチャーにて

オーストラリアとニュージーランドでは、ファームジョブ(農業の仕事)がとても人気です。

たとえば

・いちご

・キウイ

・ラズベリー


・バナナ

など、さまざまな種類があります。

ファームは基本的に大量に人を雇うので、応募すれば返事が来る可能性が高いです。

実際にわたしが働いたオーストラリアのいちごファームでは、150人ほどが働いていました。

さらに作物ごとにシーズンが違うため、1年を通してどこかしらで募集があるという状態です。

また、ファームジョブにはビザ延長のメリットもあります。

・オーストラリア:約3ヶ月働く → 2年目ビザ申請OK

・ニュージーランド:約3ヶ月働く → 3ヶ月延長

つまり

「すぐみつかる+お金を稼ぐ+ビザ延長」

3つを狙えるのが大きいです。

ディッシュウォッシャー(皿洗い)

ディッシュウォッシャーは、レストランなどの皿洗いの仕事です。

これは、

・オーストラリア

・カナダ

・ニュージーランド

どの国でも募集おおい印象でした。

とくにシーズン中は、カフェやレストランが忙しくなるため、採用されやすくなります。

メリットとしては、英語力がそこまで必要ないということです。

そのため、英語が苦手な人でも受かりやすい仕事のひとつです。

デメリット

勤務時間が短いことがあります。

たとえば、

・ランチだけ

・ディナーだけ

など、飲食が忙しくなる1日数時間だけのケースも多いです。

しかし対策として

ディッシュウォッシュの掛け持ちをすることでカバーもできます。

地域特有の仕事

場所によっては、その地域ならではの仕事があります。

たとえば、わたしがいたカナダのハリファックスでは、Deck Hand(デッキハンド)という仕事がありました。

ハリファックスは港町なので、船の出入りが多いという背景があります。

仕事内容は

・船の甲板掃除

・荷物の積み下ろし

など、シンプルな作業です。

実際に採用担当に聞いたところ

「資格はいらない」

「英語もそこまで必要ない」

「きみのような外国人もたくさんいる」

「とりあえずちゃんと働いてくれればOK」

という感じでした。

募集も大規模にかけていたため、ファームジョブに近い位置付けだと思います。

こういった仕事は、地域ごとに存在します。

また「ネットに出ていない仕事」も普通にあるため

・仕事紹介の施設に行く

・現地の人に聞く

といった行動もかなり有効です。

お金がない状態でいくリスク

最後に、お金がない状態でワーホリに行くリスクについても触れておきます。

これは実際にわたしが感じたことなので、個人によるところもあるとおもいます。

精神的にきつい

「外国でなんでこんな気持ちにならなかんのか」

とおもう時もあります。

はじめての海外生活であれば

「すべてが新鮮」という理由から多少きもちがまぎれるとはおもいます。

ただ、お金の不安があるといつまでも気持ちに余裕ができません。

ギリギリの状態なのではやく仕事を見つける必要があります。

しかしもちろん

「今は募集していない」など、仕事探しをしていれば断られることもたくさんあります。

低資金だと、余裕のなさから、このような「不採用」の結果一つ一つのダメージがかなり大きくなります。

ワーホリは基本的に期間は1年です。

12ヶ月のうちの最初は、「ただただきつい数ヶ月」になる可能性もあります。

もちろんそれがワーホリ人生の「スパイス」になっていい思い出になることもあります。

そういった状態だからこそあった出会いもありました。

ただ

「せっかくの海外で精神的につらい思いはしたくない」

というのであれば、資金を貯めてからにするのも選択肢だとおもいます。

仕事を選ぶ余裕がなくなる

たとえば、

・カフェで働きたい

・ローカルのレストランで働きたい

こういった希望がある場合、少し難しくなることがあります。

運良く採用されるケースもあるとはおもいますが、ほとんどの場合は探すのに一定期間必要です。

もし

「資金は少ないけど、やりたい仕事がある」

という場合は

・日本で少し多めに貯めてから行く

もしくは

・最初だけ別の仕事でつなぐ

という選択肢がおすすめです。

たとえば、ファームやディッシュウォッシャーなど、採用されやすい場所で一度安定させてから、本当にやりたい仕事を探す。

この流れもおすすめです。

帰国リスク(実質ビザがなくなる)

渡航後、仕事がなかなか見つからず、資金が尽きてしまい、帰国せざるを得ないケースもありえます。

ただ帰国するだけでも

「何のために行ったんだろう…」

と、精神的にきつくなるとおもいます。

ですが、デメリットはそれだけではありません。

ワーキングホリデービザには、基本1年間の滞在期限があります。

そしてこの期限は、 入国した時点からカウントが始まります。

ここで、よくある勘違いがあります。

「その国に滞在していない間はカウントはとまる」

実は帰国しても、カウントは止まりません。

つまりこういうことが起きます👇

・渡航して1ヶ月で帰国(12-1=残り11ヶ月)

・日本で6ヶ月かけてお金を貯める(11-6=残り5ヶ月)

・再チャレンジしよう再び渡航

「あれ、残り5ヶ月しかない…?」

という状態になります。

たとえ再チャレンジできたとしても、もうフルで1年間滞在することはできません。

もし再チャレンジしなければ、 1ヶ月でビザを使い切ったことになります。

ワーキングホリデービザは、多くの場合1人1回までです。

つまり、 一度しかないチャンスです。

その大切なビザを、 短期間で終わらせてしまうリスクがあることも知っておいてほしいです。

まとめ:お金がなくてもワーホリはできる。ただし準備が必要

ワーホリは低資金でも行けます

ただし、何も考えずに行くとかなりきついです。

今回のポイントはこの3つです。

・最低20万円はあると安心

・節約すれば生活はできる

・徹底的なリサーチ

そして一番大事なのは

「ワーホリビザを無駄にするリスクがあること」

もし今

「お金がないからワーホリは無理かも」

と思っているならまだあきらめる必要はないです。やり方次第で十分道はあります。

ただし、楽ではないのも事実ですし、リスクも伴います。

もちろん、資金は多いに越したことはありません。

日本にいる間に貯める時間や方法があるなら、その後に渡航することをおすすめします。

しかし、中には

「年齢がギリギリ(ワーホリビザには年齢制限があるため)で時間がない」

といういわゆる「ギリホリ」の人もいれば、過去のわたしのように

「どうしてもはやくいきたい理由がある」

といった人もいるとおもいます。

そういった方々をわたしは応援しますし、そのために今回の記事を書きました。

この記事が過去のわたしのような方々の役に立てるとうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

下記の記事ではわたしの3カ国でのワーキングホリデー経験を活かしたそれぞれの国の比較を行なっています。

オーストラリア・カナダ・ニュージーランドでワーキングホリデーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください👇

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