「ワーホリでカナダとオーストラリア、どっちがいいかな?」
オーストラリアもカナダもワーホリ先として人気な国なので、どちらを選ぶか迷いますよね。
・英語を伸ばしたい
・お金を貯めたい
ワーホリに行く目的も人それぞれです。
でも、調べれば調べるほど情報が多かったり
「出稼ぎならオーストラリア!」
という記事やSNSを見つけたかと思ったら
「カナダは稼げる!」
という情報をネットで見つけたり
あっちこっちとふりまわされて
「結局どっちを選べばいいの!」
と、もどかしくなる人もいるとおもいます。
この記事では、実際にカナダ・オーストラリア・ニュージーランドでワーホリを経験したわたしが、リアルな体験をもとに、どちらを選ぶべきかをわかりやすく解説します。
読むことできっと
- 自分に合う国がはっきりする
- 後悔しない選び方がわかる
- ワーホリ後のイメージが具体的に見える
ようになります。
具体的には
- 英語を伸ばしたいならどっちか
- 稼ぎやすいのはどっちか
- 低資金でも行けるのはどっちか
- 安心して暮らせるのはどっちか
といったポイントを、比較+実体験ベースで解説しています。
さらに、最後には
「ぶっちゃけどっちが良かったか」や
「どっちを選んでも失敗しない考え方」
もお伝えしています。
結論としては、ワーホリは「国選び」だけでなく、現地でどう行動するかで結果が大きく変わります。
だからこそこの記事では、ただの比較ではなく、読んでいただいている方が行動を選べる状態になることをゴールにしています。
この記事を読み終えるころには、
「自分はこっちに行こう」
と納得して決められるように書いてみました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
結論:迷ったら目的で選べばOK

まずは結論からです。
ワーホリでカナダとオーストラリアで迷ったら、目的で選べばOKです。
シンプルにまとめると、こんな感じです。
- 英語をしっかり伸ばしたい → カナダ
- 稼ぎたい・仕事重視 → オーストラリア
- できるだけお金をかけずにスタートしたい → オーストラリア
- 治安や安心感を重視したい → カナダ
それぞれ、理由もかんたんに説明します。
詳しい説明は後述します。
英語をしっかり伸ばしたい → カナダ
カナダは、いわゆる北米英語がベースです。
発音がクリアで、聞き取りやすいのが特徴です。
英語にまだ慣れていない人でも、比較的ストレスなく学びやすい環境です。
稼ぎたい・仕事重視 → オーストラリア
オーストラリアは、カナダと比べて最低賃金(時給)が高めです。
そのぶん、同じ時間働いても収入が増えやすいのが大きなメリットです。
「とにかくお金を貯めたい」という人には向いています。
できるだけお金をかけずにスタートしたい → オーストラリア
オーストラリアは、給料が週払いの仕事が多いです。
さらに、家賃も週ごとに支払うスタイルが一般的です。
そのため、最初に大きなお金を用意しなくても生活を回しやすいです。
「できるだけ低資金でスタートしたい」という人には、かなり相性がいいです。
治安や安心感を重視したい → カナダ
これは実体験ベースですが、自分が実際に住んでみて「安心して生活できる」と感じたのはカナダでした。
もちろん、オーストラリアも危険というわけではありません。
ただ、街の雰囲気や人という面では、カナダのほうが落ち着いている印象でした。
このあたりは後半で、もう少し具体的に説明します。
【比較】カナダとオーストラリアの違いをざっと理解
ここでは、カナダとオーストラリアの違いを、いくつかの視点からざっくり見ていきます。
先に全体像をつかんでおくと、このあとに紹介する「どっちを選ぶべきか」がグッと分かりやすくなるとおもいます。
英語環境の違い

英語環境で大きく違うと感じたのは、次の2つです。
- 発音のちがい
- ネイティブ環境の作りやすさ
カナダの英語環境
カナダで話されている英語は、北米英語がベースです。
発音がクリアで、聞き取りやすいと言われています。
日本では、学校のリスニングでアメリカ英語を聞くことが多いですよね。
カナダの英語はそれに近いので、耳がすでに慣れている人も多いです。
そのため、英語に自信がない人でも、比較的ストレスなく聞き取れると感じました。
また、バンクーバーやトロントなどの大都市を外すと、日本人やノンネイティブ(英語が母語ではない人)が少ない地域も多いです。
その分、ネイティブ英語だけの環境を作りやすいのも大きなポイントです。
実際に自分は、ノバスコシア州のハリファックスという街で、ほぼ100%ネイティブ英語だけの環境で1年間生活していました。
オーストラリアの英語環境
オーストラリアの英語は、カナダと比べるとなまり(アクセント)が強めです。
(なまり=地域ごとの発音のくせ)
自分はオーストラリア・カナダ・ニュージーランドの3カ国でワーホリをしましたが、一番聞き取りに苦労したのがオーストラリアでした。
全体的に、イギリス英語に近い発音が多い印象です。
たとえば「can’t」は、
- 北米英語 →「キャント」
- オーストラリア →「カント」に近く聞こえる
といった違いがあります。
また、オーストラリアで有名なフレーズの「Good day mate」も、
- 北米英語 →「グッデイ メイト」
- オーストラリア →「グダイマイト」に近く聞こえる
という感じで、最初は戸惑うこともありました。
こうした発音の違いがあるので、英語学習メインで行く人は、最初びっくりすることもあります。
さらに、オーストラリアはワーホリ先として世界的に人気です。
そのため、日本人をふくめ、ノンネイティブの人が多く、英語だけの環境を作るのが少しむずかしいと感じました。
仕事の見つけやすさ・働き方の違い

ワーホリでの仕事の探し方は、基本的にどの国でも同じです。
主にこの3つです。
- レジュメ(履歴書)を直接配る
- SNS
- 掲示板サイト
ただし、同じ探し方でも、国によって「見つかりやすさ」や「働き方」に違いがありました。
カナダの仕事事情
カナダはオーストラリアと比べると、少し仕事が見つかりにくいと感じました。
とはいえ、特別むずかしいわけではありません。
スキルや経験、タイミングが合えば、普通に見つかるレベルです。
あくまでオーストラリアと比べた場合の意見です。
仕事の多くは、レストランやカフェなどの接客業です。
ワーホリの人や留学生に人気があります。
探し方もシンプルで、日本のバイト探しに近いです。
- レジュメを持ってお店に行く
- ネットから応募する
という流れが基本です。
カナダの特徴は、しっかり働く前提の雇用が多いことです。
雇用形態は、主にパートタイムかフルタイム。
そのため、採用ではある程度のスキルや面接が見られる印象でした。
実際に自分も、日本での車の軽整備の経験を活かして、現地で自動車整備士として働いていました。
採用のときは、
- 面接
- トライアル(短時間の実務チェック)
を受けて、「すぐ働けるか」をしっかり見られた印象です。
このように、カナダは採用にある程度の準備が必要だと感じました。
そのぶん、一度働き始めると、同じ職場で長く続けやすいのも特徴です。
オーストラリアの仕事事情
オーストラリアは、カナダと比べてかなり仕事が見つけやすいと感じました。
理由は大きく2つあります。
- ファームジョブ(農場の仕事)が多い
- カジュアルワーカーという働き方がある
まず、ファームジョブについてです。
オーストラリアでは、農場の仕事がとても多く、ワーホリの人に人気があります。
その理由の一つが、ビザ制度です。
オーストラリアでは、特定の仕事(ファームなど)を約3ヶ月行うと、2年目のビザ申請ができるようになります。
そういった制度があるほど常に人手が必要で、募集もかなり多いです。
体感としては、1つの農場で数十人〜100人ほどまとめて雇うことも多い印象でした。
わたしがいたいちごファームも100人ほど労働者がいました。
英語力や特別なスキルがなくても働けることが多く、申し込めばすぐ働けるケースもあります。
実際に自分も、渡航してから2日でファームの仕事が決まりました。
もう一つの特徴が、カジュアルワーカーです。
カジュアルワーカーとは、かんたんにいうと「必要なときだけ働くスタイル」です。
特徴はこんな感じです。
- シフトごとの勤務(長期の保証はなし)
- 働く側もシフトを断れる
- 企業側も必要なときだけ呼べる
このように、かなり柔軟(自由度が高い)な働き方です。
そのぶん、採用のハードルも低く、比較的仕事が見つかりやすいです。
ただし、注意点もあります。
オーストラリアでは、同じ職場で働けるのは最長6ヶ月までと決まっています。
そのため、半年ごとに仕事を変える必要があります。
自分は
- 前半:カブルチャーのファームで6ヶ月
- 後半:ゴールドコーストでカジュアルワーカー
という形で働きました。
仕事自体は見つかりやすいですが、半年ごとに仕事探しをするのは、少し手間に感じたのが正直なところです。
時給・稼ぎやすさの違い

カナダとオーストラリアでは、時給の高さと稼ぎ方の仕組みが大きく違います。
ポイントはこの2つです。
- カナダ → 時給はやや低め+チップ文化あり
- オーストラリア → 時給が高い+手当が多い
カナダの時給・稼ぎやすさ
カナダの時給は、オーストラリアと比べるとやや低めです。
州によって変わりますが、最低時給はだいたい15〜18ドル前後です。
カナダの大きな特徴は、チップ文化があることです。
チップとは、サービスを受けたときに、「ありがとう」の気持ちとして料金に上乗せして払うお金のことです。
レストランやカフェ、美容院など、接客がある仕事ではチップをもらえることがあります。
そのため、
- 時給自体は低め
- でもチップ次第で収入が増える
という仕組みです。
ちなみに自分は、自動車整備の仕事だったので、チップはありませんでした。
その代わり、お客さんがよくTim Hortons(カナダの有名ドーナッツチェーン)のドーナツを差し入れてくれて、おかげで少し太りました(笑)
オーストラリアの時給・稼ぎやすさ
オーストラリアは、時給がかなり高いです。
最低時給はざっくり25ドル前後で、カナダよりも明らかに高い水準です。
さらに、オーストラリアにはカジュアルワーカーという働き方があります。
この働き方には特徴があります。
- 有給休暇がない
- 病欠手当がない
- 雇用の安定は低め(シフトが減ることもある)
その代わりに、時給が約25%上乗せされます。
さらに、働く日によっても時給が上がります。
- 土日 → +25〜50%
- 祝日 → +100〜150%
このような仕組みがあるので、タイミングや働き方によっては、時給30〜60ドル近くになることもあります。
治安・住みやすさの違い

まず前提として、治安に関しては国というより地域や時間帯に左右されます。
そのため、「カナダは安全でオーストラリアは危険」といった、単純な話ではありません。
どちらの国でも、場所を選べば安心して生活できます。
そのうえで、体感としての違いをまとめると
- カナダ → 落ち着いた雰囲気で安心感がある
- オーストラリア → フランクで自由な雰囲気
また、住みやすさは気候(天気や気温)と人の雰囲気で差が出ると感じました。
カナダの治安・住みやすさ
カナダは、先進国の中でも比較的安全な国と言われています。
実際に自分も、滞在中に「危ない」と感じる場面はほとんどありませんでした。
ただし、もちろん地域によります。
たとえば、バンクーバー近くのヘイスティングス・ストリートは、カナダの中でも注意が必要なエリアとして知られています。
また、自分が住んでいたノバスコシア州でも、「ここは避けたほうがいい」と言われる場所はいくつかありました。
このように、どの国でも共通して言えるのは、
事前に調べて、危ない場所に近づかないことが大事です。
ネットや、現地の人の情報を参考にすると安心です。
住みやすさについてです。
カナダは、全体的にかなり寒いです。
自分が住んでいたハリファックスでは、冬にマイナス20度になる日も普通にありました。
また、アルバータ州ではマイナス30度以下になり、手袋がないと手が痛くなるレベルの寒さでした。
ただし、バンクーバーはカナダの中でも比較的あたたかい地域です。
場所によって気候は大きく変わるので、行き先はしっかり選ぶのがおすすめです。
また、人の雰囲気は、どこか日本人に近いと感じました。
- 落ち着いている
- ていねい
- 空気を読む
- 控えめ
このような人が多く、やりとりに安心感がある印象でした。
オーストラリアの治安・住みやすさ
オーストラリアも、地域によりますが、全体的には安全な国という印象でした。
カナダと同じで、場所を選べば安心して生活できます。
気候は、1年を通して比較的あたたかいです。
ただし、南の地域(たとえばメルボルンなど)は、冬になるとしっかり寒くなります。
また、昼はあたたかくても、夜は急に冷え込むことがあり、寒暖差(昼と夜の気温差)が大きいと感じました。
そのため、冬用の服も持っていくのがおすすめです。
人の雰囲気は、カナダとは少し違う印象を受けました。
- フランク(気さく)
- 思ったことをはっきり言う
- ラフなノリ
こういった人が多い印象でした。
もちろん、ていねいで落ち着いた人もいます。
ただ、全体としては「距離が近くてフレンドリー」な雰囲気を感じました。
あなたに合うのはどっち?
ここからは、「結局どっちを選べばいいのか?」を、目的別にわかりやすく解説します。
英語を伸ばしたい人はカナダ

英語を伸ばしたいなら、カナダがおすすめです。
理由はシンプルで、次の3つです。
- 発音が聞き取りやすい
- ネイティブ環境を作りやすい
- 同じ職場で長く働ける
まず、発音についてです。
カナダは北米英語がベースで、発音がクリアです。
日本の学校で聞いてきた英語に近いので、耳が慣れている人も多いです。
そのため、渡航してすぐでも、英語そのものの勉強に集中しやすいと感じました。
一方で、オーストラリアはなまり(アクセント)が強めです。
最初は、その発音に慣れるところからスタートになるため、英語学習に集中するまでに少し時間がかかることがあります。
たとえば、仕事の場面です。
オーストラリアでは、なまりのある英語で指示や注文を受けることがあり、慣れるまでは聞き取りに苦労することもありました。
さらに、専門用語が出てくると、理解のハードルは上がります。
その点、カナダでは「なまりで聞き取れない」という場面が少なく、英語そのものに集中しやすい環境でした。
また、ネイティブ英語環境の作りやすさも大きな違いです。
カナダは、バンクーバーやトロントなどの大都市を外せば、日本人やノンネイティブ(英語が母語ではない人)が少ない地域も多いです。
そのため、
- 家
- 職場
- 友人関係
すべてを英語中心の環境にしやすいです。
一方で、オーストラリアはワーホリ先として世界的に人気です。
そのため、どの都市にもノンネイティブの人が多く、ネイティブ英語だけの環境を作るのが少しむずかしいと感じました。
英語は、基本の単語や文法はどの国でも同じです。
まずは聞き取りやすい英語でしっかり基礎を作ることで、あとからなまりのある英語にも対応できるようになります。
最後に、働き方の違いです。
カナダでは、ローカルジョブ(現地の人が多い職場)に入れれば、同じ職場で長く働くことができます。
一方、オーストラリアは制度上、同じ職場で働けるのは最長6ヶ月までです。
仕事を変えるたびに、
- 新しい環境に慣れる
- 人間関係を作り直す
必要が出てくるため、学習がとぎれやすいと感じました。
その点、カナダは1つの環境でじっくり続けられるので、英語学習に集中しやすいです。
こうした理由から、
- 聞き取りやすい英語で
- ネイティブ英語環境で
- 安定して学習し続けられる
という点で英語学習にはカナダが向いています。
実体験としても、自分がオーストラリア・カナダ・ニュージーランドでワーホリをした中で、一番英語が伸びたと感じたのはカナダでした。
カナダの英語ワーホリに関しては、下記の記事でより詳しく書いています。
もしよければぜひあわせて読んでみてください👇
とにかく稼ぎたい人はオーストラリア

「できるだけお金を貯めたい」
「出稼ぎ目的で行きたい」
こういった人には、オーストラリアがおすすめです。
理由は、この2つです。
- 最低時給が高い
- カジュアルワーカーでさらに時給が上がる
まず、最低時給についてです。
オーストラリアは、カナダよりも時給が高く、同じ時間働いても収入が増えやすいです。
さらに大きいのが、カジュアルワーカーの仕組みや休日の賃金です。
この働き方では、
- 時給が約25%アップ
- 土日 → +25〜50%
- 祝日 → +100〜150%
といった形で、働く日や条件によって時給がどんどん上がります。
そのため、タイミングが良ければ、かなり高い時給で働ける可能性があります。
一方で、カナダはチップ文化があります。
接客の仕事であれば、チップによって収入が増えることもあります。
ただし、このチップは
- 個人のスキル(接客のうまさ)
- お店の方針
- お客さんの状況
- シフト状況
などに左右されやすいです。
実際に、バンクーバーで接客業をしていた友人は、
「チップが多い人と少ない人で、週に300ドルくらい差が出ることもある」
と話していました。
また、お店によっては、
- チップを全員でまとめる
- そのあと均等に分ける
という仕組みのところもあります。
その場合、自分が多くチップをもらっても、手元に残る金額は少なくなることがあります。
このように、カナダは条件によって収入が変わるため、安定して稼げるとは言いにくい面があります。
その点、オーストラリアはシンプルです。
- 時給が高い
- 制度で時給が上がる
この2つがあるので、人やお店に左右されず、安定して高い収入を得やすいです。
そのため、
「とにかく稼ぎたい」
「短期間でお金を貯めたい」
という人には、オーストラリアが向いています。
お金がないけどワーホリしたい人はオーストラリア

「資金が少ないけどワーホリに行きたい」
そんな人には、オーストラリアがおすすめです。
理由は、初期費用が少なくても生活を回しやすい仕組みがあるからです。
まず大きなポイントは、支払いのサイクルです。
オーストラリアでは、
- 給料 → 週払い
- 家賃(レント) → 週払い
が基本です。
そのため、仕事さえ見つかれば、早ければ翌週には収入が入ります。
手元のお金が少なくても、生活を回しやすいのが特徴です。
次に、入居時にかかるお金です。
シェアハウスの場合、
- 1週間分の家賃
- 2週間分のデポジット(敷金のようなもの)
を払うケースが多いです。
たとえば、家賃が週120ドルの場合
- 家賃:120ドル
- デポジット:240ドル
合計:360ドル(約3万6000円)
ちなみにこれは、自分がオーストラリアのファームでシェアハウスに入ったときの実際の金額です。
一方で、カナダは月単位の支払いが基本です。
同じ家賃水準だとすると、
- 家賃:120ドル × 4週間 = 480ドル(1ヶ月)
- デポジット:2ヶ月分 = 960ドル
合計:1440ドル
入居時に必要なお金が、かなり大きくなります。
さらに、カナダは給料も月単位が多いため、
- 最初の給料が入るまでの生活費
- 食費などの1ヶ月分の資金
も用意しておく必要があります。
そのため、スタート時にまとまったお金が必要になります。
もう一つ大きいのが、ファームジョブの存在です。
オーストラリアでは、
- 面接ほぼなし
- 英語力もそこまで不要
という条件で、すぐに働けるファームジョブがあります。
実際に自分も、渡航して2日で仕事が決まり、翌週には給料が入りました。
まとめると
- すぐ仕事が見つかる
- 給料が早く入る
- 入居時の費用も少ない
この3つがそろっているため、
オーストラリアは低資金スタートにかなり向いています。
実体験としても、自分はオーストラリアのワーホリを10万円以内でスタートできました。
低資金ワーホリについては、オーストラリア以外にニュージーランドもおすすめです。
詳しくは下記の記事に書いているので、ご興味あればぜひ読んでみてください👇
治安や安心感を重視したい人はカナダ

「できるだけ安心して生活したい」
「海外でも落ち着いて過ごしたい」
こういった人には、カナダがおすすめです。
まず前提として、治安はカナダでもオーストラリアでも、地域や時間帯によって変わります。
そのため、「どちらが絶対に安全」とは言えません。
ただ、実際に住んでみて感じたのは、安心感はカナダのほうが強いということでした。
理由は大きく2つです。
- 人の雰囲気が落ち着いている
- 同じ場所で長く生活しやすい
まず、人の雰囲気についてです。
カナダは、
- ていねい
- 控えめ
- 空気を読む
といった、日本人に近い感覚を持つ人が多い印象でした。
そのため、
「ラフすぎるノリが苦手」
「落ち着いた環境のほうが合う」
という人にとっては、かなり過ごしやすいと感じました。
特に、バンクーバーは日本人も多く、はじめての海外でも安心感を持ちやすい地域です。
もう一つは、生活の安定感です。
カナダでは、一度仕事が決まれば、同じ職場で長く働けることが多いです。
一方で、オーストラリアは制度上、同じ職場で働けるのは最長6ヶ月までです。
そのため、
- 仕事を探す
- 場合によっては家も探す
- 新しい環境に慣れる
という流れを、何度かくり返す必要があります。
その点、カナダは
- 同じ仕事
- 同じ家
- 同じ人間関係
を長く続けやすいです。
この「変化が少ない環境」は、海外生活に不安がある人にとって、大きな安心材料になるとおもいます。
実際に自分も、ノバスコシア州で1年間
- 同じ職場
- 同じ家
- 同じコミュニティ
で過ごしました。
その中で、海外にいながらも、どこか「昔から暮らしている」という感覚(定住感)を持てたのが印象的でした。
こうした理由から、安心して、落ち着いてワーホリ生活を送りたい人には、カナダが向いています。
【実体験】どっちも経験して感じたリアルな違い
ここでは、ここまでの比較とは少し違って、自分が実際にどう感じたかにさらにフォーカスしてお伝えします。
個人的に感じたところによりますが、数字や条件だけではない、リアルな違いのイメージがつかめるとおもいます。
カナダで感じたこと

カナダでの生活を一言でまとめると、こんな感じです。
- 英語がかなり伸びた
- とにかく寒い
- ローカル感が強い
自分が住んでいたのは、カナダ東海岸にあるハリファックスという港町です。
バンクーバーやトロントのような大都市と比べると、留学生やワーホリの人がかなり少ない地域でした。
その分、街全体にローカル感(地元らしさ)が強くありました。
近代的なビルもありますが、ヨーロッパのような古い建物も多く、落ち着いた雰囲気です。
生活もかなりローカル寄りでした。
- 家
- 職場
- 友人関係
このすべてが、ほぼカナダ人(ネイティブ)中心の環境でした。
そのため、1年間ずっとネイティブ英語に触れ続けることができ、英語はかなり伸びたと実感しています。
具体的には、
- 洋画を字幕なしで見られるようになった
- 海外アーティストのインタビューが楽しめるようになった
などといった変化がありました。
また、同じコミュニティで1年間過ごしたことで、ハリファックスというコミュニティの中に入り込んでいく感覚もありました。
一時は、自分が日本人であることを忘れるくらい、現地の生活になじんでいたのが印象的です。
こうした「ローカルに入り込む体験」は、カナダという国よりも、都市選びの影響が大きいと思います。
ただカナダは、こういった地方都市の選択肢が多く、自分に合った環境を選びやすいと感じました。
一方で、寒さはかなり厳しかったです。
冬はマイナス20度になる日もあり、雪で仕事が休みになることもありました。
遊び方も、季節で大きく変わります。
夏は湖で遊ぶこともありましたが、冬は外で遊ぶのがむずかしくなります。
そのため、冬は友人の家のベースメント(地下室)で、
- ゲームをしたり
- 話したり
して過ごすことが多かったです。
こういった生活スタイルも含めて、「現地の暮らし」を体験できたのは、すごく良かったと感じています。
オーストラリアで感じたこと

オーストラリアでの生活を一言でまとめると、こんな感じです👇
- いろんな景色
- いろんな国の人との交流
- いろんな仕事
自分の中では、「いろんな」という言葉が一番しっくりきます。
最初は、ファームジョブ(農場の仕事)からスタートしました。
そこでは、
- オーストラリア人(管理者)
- 韓国人、台湾人、イタリア人(シェアハウス)
- フランス人、日本人、ドイツ人(職場)
など、本当に多くの国の人と関わりました。
その後、6ヶ月で仕事を変えるタイミングでゴールドコーストに引っ越しをしました。
オーストラリアでは、同じ職場で働ける期間に制限があるため、このタイミングで生活環境も大きく変わります。
引っ越し先でも
- イタリア人
- 日本人
- インド人
など、さまざまな国の人と関わりました。
このように、オーストラリアでは
- 仕事
- 住む場所
- 人間関係
が変わることが多く、常に新しい環境に入っていく感覚がありました。
生活スタイルや景色も大きく変わります。
ファームにいたときは田舎だったので、夜は外で遊ぶことは少なく、家で話したりして過ごすことが多かったです。
一方で、引っ越し先のゴールドコーストは都会だったため、バーなどのナイトライフもあり、過ごし方が大きく変わりました。
また、オーストラリアは1年を通して比較的あたたかく、外に出かけやすい気候です。
そのため、小旅行に行く機会も多く、いろんな景色を見ることができました。
こうした経験を通して感じたのは、
オーストラリアは「変化」と「刺激」が多い環境だということです。
- いろんな人と出会いたい
- いろんな経験をしたい
- 同じ環境にとどまらず動きたい
こういった人には、とても合っているかなと感じました。
ぶっちゃけどっちが良かったか
結論からいうと、自分はカナダを選んでよかったと感じています。
もちろん、どちらの国にも良さがあります。
なので、最終的には「ワーホリで何をしたいか」によって答えは変わります。
そのうえで、自分がカナダを選んでよかったと思う理由は、この2つです。
- 英語がしっかり伸びたこと
- 英語のある生活の思い出ができたこと
まず、英語についてです。
もともと自分は、洋楽が好きで、その流れで洋画や海外ドラマもよく見ていました。
ワーホリに行くときも、「趣味をもっとたのしめるように英語が伸びたらいいな」と思っていました。
そして、ノバスコシア州のハリファックスで1年間生活したことで、英語はしっかり伸びました。
その結果、
- 洋画の内容が理解できるようになり
- 英語のやりとりが自然に入ってくるようになった
といった変化を実感しました。
ただ、それ以上に大きかったのは、英語と「思い出」がつながったことです。
現地のコミュニティで生活していると、
- 日常の会話
- ちょっとしたやりとり
- 街の雰囲気
すべてが、自分の中に積み重なっていきます。
その状態で洋楽を聞いたり、洋画を見たりすると、
歌詞の言い回しや会話の表現、背景の景色などが、自分の体験と重なって感じられるようになります。
たとえば、
「あ、この言い方、あのとき友達が言ってたな」
「この雰囲気、あの街のあの場所に似てるな」
といった感じで、ただ“理解する”だけではなく、体験として楽しめるようになりました。
これは、ただ英語を勉強しているだけでは得られない感覚だと思います。
だからこそ自分にとっては、カナダでのワーホリは英語を学ぶだけでなく、人生の一部になるような体験でした。
まとめ
今回の内容を、もう一度まとめます。
- 英語をしっかり伸ばしたい → カナダ
- 稼ぎたい・仕事重視 → オーストラリア
- できるだけお金をかけずにスタートしたい → オーストラリア
- 治安や安心感を重視したい → カナダ
ただし、これはあくまでそれぞれの国の特徴と、自分の実体験をベースにした考え方です。
たとえば、オーストラリアでも
- ローカルな地域を選ぶ
- ネイティブ中心の環境を作る
- 英語学習にしっかり集中する
こうした行動をすれば、英語を大きく伸ばすことは十分可能です。
逆に、カナダでも、
- バンクーバーやトロントで接客の仕事をする
- チップをしっかりもらえる環境に入る
ことができれば、オーストラリア以上に稼げるケースもあります。
このように、結果は
- 求人のタイミング
- 出会う人
- 自分の行動
によって大きく変わります。
だからこそ、いちばん大事なのは、
「どの国を選ぶか」よりも、「現地でどう動くか」です。
それでも、
- 気候
- 働き方の制度
- 人の雰囲気
- 英語の発音
など、国ごとに違いがあるのも事実です。
そしてその違いが多少なりとも目的に影響を与えることもあるとおもいます。
この記事では、その違いを、実体験ベースでできるだけわかりやすくお伝えしてきました。
ただ、「100%完璧な選択肢」はないと考えています。
最後は、今回の内容をもとに少しでも
「いいな」
「こっちかな」
と感じたほうを選んでみてください。
もともこもないことを言ってしまえば、どちらを選んでも、きっとあなたにとって意味のある経験になります。
この記事が、ワーホリの渡航先を決めるヒントになればうれしいです。
今日の思い出「初めて大勢の前で歌った日」

最後まで読んでいただきありがとうございます。
下記の記事では、ニュージーランドも含めた3カ国のワーホリ体験から、それぞれの特徴や違いをまとめています。
カナダ・オーストラリアだけでなく、いろんな選択肢を考えてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。





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