ワーホリで最初にぶつかる壁のひとつが「仕事探し」です。
 
僕自身、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドの3カ国でワーホリを経験し、いろいろな方法で仕事を探しました。この記事では 求人サイト・掲示板・直接応募 の3つの探し方を、体験談を交えて紹介します。これからワーホリに挑戦する方の参考になれば幸いです。
求人サイト・掲示板を使う

スマホやパソコンから求人サイトを使えば、ワーホリ先でも気軽に仕事を探すことができます。
ただしいつでもどこでも検索できる便利さがある一方で、職場の雰囲気がわからなかったり、稀に怪しい求人に出会ってしまう可能性もあります。
求人サイトには大きく分けて「日系サイト」と「ローカルサイト」があり、それぞれに特徴があります。ここでは国ごとに代表的なサイトを紹介します。
オーストラリア
日系:日豪プレスなど
ローカル:Gumtreeなど
カナダ
日系:人材カナダなど
ローカル:Craigslistなど
ニュージーランド
日系:nzdaisukiなど
ローカル:backpackerboardなど
日系サイトのメリットは、日本語でやり取りできる安心感です。特に日本食レストランやサービス業が多く、英語に自信がない初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。ちなみに私はオーストラリア滞在中に、日豪プレスを通じてファームジョブを見つけました。
一方で、日系求人の中には「最低賃金以下の給料」や「キャッシュジョブ(現金払い)」など、条件があまり良くないケースもあるので注意が必要です。
その点ローカルサイトは比較的条件がしっかりしていて、正規の雇用契約が多い印象です。僕自身ニュージーランドではBackpackerboardをよく利用しましたが、悪条件の職場に当たったことはなく信頼できるサイトだと感じました。
SNSを使う

ワーホリの仕事探しではSNSを活用する方法もあります。中でも海外ではFacebookがとても活発で、多くの求人やコミュニティ情報が投稿されています。
例えば 「地域名+Job」 と検索すれば、現地の求人情報やアルバイト募集が見つかります。地域の掲示板グループに参加すると、地元で働く人から直接情報が得られることもあります。
また「地域名+日本人」などと検索すれば、日本人コミュニティのグループに参加できます。そこでは生活情報の共有や求人紹介が行われていて、英語初心者でも比較的安心して仕事を探せる環境があります。
Facebookのほかに、LinkedIn(リンクトイン) というビジネス特化型のSNSもあります。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では就職活動やキャリア形成に広く使われています。ワーホリ労働者向けのアルバイト求人は多くありませんが、まれにスーパーやカフェなどでパートタイムの募集が出ていることもあります。大きなチャンスにつながる場合もあるので、チェックしておいて損はありません。
お店に直接履歴書を配る

カフェやレストランなど、働きたいと思うお店に直接行って 英語の履歴書(Resume)を手渡しする方法です。シンプルに「I’m looking for a job.」と伝えればOK。
店によってはその場で「トライアル(短時間のお試し勤務)」や面接が始まることもあるので、事前に基本的な受け答えを準備しておきましょう。
この方法のメリットは、自分を直接印象づけられることです。お店が人手不足だった場合、求人サイトやSNS経由よりも早く採用につながることがあります。
一方で、デメリットは断られることが多い点です。ほとんどは即答で断られるので気落ちせず「数を打つ」気持ちで配っていくのがポイントです。
僕自身もオーストラリア、カナダとニュージーランドで合計30件以上のお店に履歴書を配りました。その結果、ローカルの整備工場で整備士として採用され、貴重な経験を積むことができました。
まとめ
求人サイト
求人数が多く手軽に探せる反面、条件の悪い求人に当たる可能性もあるため注意が必要。
SNS
FacebookやLinkedInで求人やコミュニティ情報を得られ、現地のつながりづくりにも役立つ。
直接応募
履歴書を持ってお店に回れば即面接につながることもあるが、断られることも多いので数をこなすのがポイント。
最後に
ワーホリの仕事探しには今回紹介したもの以外にも方法があり、どれが正解というわけではありません。
大切なのは自分の英語力や目的に合った方法を選び、一歩踏み出すことです。
この記事がワーホリで仕事を探す方にとって少しでもヒントになれば幸いです。
  
  
  
  

コメント