英語が苦手でも大丈夫!ワーホリで友達を作るために大切な3つのこと

私生活

ワーホリに行ったら「英語が話せないと友達ができないのでは?」と不安に思う人も多いでしょう。
もちろん英語力は大切ですが、それ以上に大事な要素があります。実際に僕がオーストラリア・カナダ・ニュージーランドで過ごして感じたのは、友達作りに必要なのは「語学力」よりも 人としての姿勢や行動 でした。

今回は、ワーホリで友達を作るときに大事だと感じたことを3つ紹介します。

人間性

英語が上手でも性格に難がある人より、英語が拙くても思いやりのある人の方が自然と人が集まります。例えば、困っている人に手を差し伸べたり、悩んでいる人に寄り添ったりするだけで信頼は大きく変わります。

僕がオーストラリアのファームで出会った日本人の中には、日本人を避けて外国人にだけ愛想を振りまく人がいました。最初は外国人と仲良くしているように見えましたが、相手からするとその態度の違いに違和感を覚えたのか、結局は他の日本人グループと打ち解けていました。
人によって態度を変えるのではなく、誰に対しても誠実でいることが友達作りの近道です。

私の体験談

オーストラリアでファームジョブをしている頃、1人の台湾人の男性がいました。彼は簡単な英単語を複数個知っている程度でしたが、非常に多くの外国人に慕われて仲良くしていました。彼は自分の仕事が終わった後に他のワーカーの仕事を手伝ってあげたり、台湾人も外国人も分け隔てなく誰とでも明るくハキハキと楽しそうにコミュニケーションをとっていました。

最終的に私がファームジョブを辞めて発つ頃には彼の英語はかなり上達していました。

趣味を一つ持っておく

共通の趣味は強力なコミュニケーションツールです。英語が得意でなくても、ジム・料理・音楽・スポーツなど何か一つでも趣味があればその話題を通じてすぐに打ち解けられます。

例えばジムに通っていれば、同じく筋トレ好きの人と「biceps(上腕二頭筋)」や「abs(腹筋)」といった単語を交えながら話すことができます。英語の全体を網羅的に学ぶよりも、上記のような趣味に関連する単語を覚えておくと会話が弾みやすいです。

「趣味なんてない」という人でも大丈夫。新しく始めたいことも立派な趣味になります。
例えばチェスを始めたいと思ったら地元のチェスコミュニティに参加したり、公園で一人で打ってみたりするのもいいでしょう。そのうち誰かが声をかけてくれて、チェスを教えてもらえるかもしれません。

こうしたやり取りは、英語の勉強とチェスの勉強を同時に進められる一石二鳥の方法です。

私の体験談

オーストラリアに向けて出発する数ヶ月前に私はギターを始めました。まだまだ初心者でしたがオーストラリアの滞在先、外で1人でギターを弾いて練習していました。通りがかった1人のオージーが「お前ギター弾くのか?うちに来い!Come on!」と誘ってくれ、以降彼の家で一緒にギターを弾くことが習慣になりました。英語の上達はもちろんのことギターも同時に上達していき、まさに一石二鳥でした。そのオージーとは今でも連絡を取り合うほど仲が良くなりました。

日本人らしさを大切にする

よくある勘違いは、「考え方も話し方もすべて外国人のようにすれば仲良くなれる」と思ってしまうことです。確かにそれが間違いではない場面もありますが、実際には 違いを面白いと感じてくれる外国人も多い ものです。

例えば、あなたの前に2人の外国人がいたとします。1人は日本で育ったため考え方も習慣も日本人と同じ、もう1人は海外で育ったためあなたとは異なる価値観を持っています。どちらと仲良くしたいかは人それぞれですが、後者を選ぶ人も少なくありません。理由は「違いを面白いと感じる」あるいは「違いから学びを得られる」といった点にあります。私たちが外国人と関わることで多くの学びや発見を得られるように、彼らにとっても日本人と接することは新しい学びや面白みにつながるのです。

日本人は「礼儀正しい」というイメージで世界的に知られています。その良い評判をわざわざ捨てる必要はありません。むしろその礼儀正しさこそが文化の違いを感じさせ、相手があなたに興味を持ち「もっと日本人であるあなたを知りたい」と思うきっかけになるのです。

まとめ

英語力は友達作りにおいて必要な要素ではありますが、それだけで十分ではありません。極端に言えば中学生レベルの単語がいくつか使えれば十分だとさえ思います。

本当に大切なのは 人間性・共通の趣味・日本人らしさ です。

小学校のクラスでも、同じ日本語を話すからといって全員と仲良くなるわけではないですよね。
同じようにワーホリでも「性格」「価値観」「趣味」を通じて自然と人間関係は広がります。

英語はあくまでコミュニケーションの手段のひとつ。安心して一歩踏み出してみてください。

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