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冬のジャスパーで人気の見どころマリーン渓谷(Maligne Canyon)。
青い氷瀑や凍った渓谷を歩くアイスウォークは圧巻ですが、冬のアクセス方法や徒歩の難易度、注意点は気になるところですよね。
この記事では、私が実際に冬のジャスパーで徒歩でマリーン渓谷を訪れた体験談をもとに
- マリーン渓谷の概要
- 渓谷までの道のり
- 氷瀑の様子や見どころ
- アクセス情報や注意点
をわかりやすく紹介していきます。
カナダ・アルバータ州ジャスパー国立公園の概要
まず簡単に、ジャスパー国立公園について説明します。
ジャスパー国立公園は、カナダ・アルバータ州に位置するカナディアンロッキー最大規模の国立公園で、世界自然遺産にも登録されています。
氷河、湖、渓谷、森林が広がる雄大な景観が特徴で、夏はハイキングや湖巡り、冬は運が良ければオーロラ観賞もできます。(私は見ることはできませんでした(笑))
バンフよりも観光地化されておらず、静かに自然を満喫したい旅行者から高い人気があります。ジャスパー全体の見どころについては、下記の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
マリーン渓谷(Maligne Canyon)とは

マリーン渓谷(Maligne Canyon)は、ジャスパー国立公園の中でも特に人気が高い自然スポットで、最大50メートル級の深さを持つカナディアンロッキー最深クラスの渓谷として知られています。
長い年月をかけて石灰岩が浸食されて形成された細く深い渓谷は、シーズンごとに下記の特徴があります。
夏は滝や流れ落ちる水を眺めながらハイキングができる
冬は水量が減り、渓谷そのものが凍りつくため「氷瀑(Ice Walk)」が楽しめる
特に冬のマリーン渓谷は、
- 地面を覆う氷
- 滝が凍りついた巨大な氷柱
- 光を通して淡く青く輝く氷の層
などが見られ、ジャスパーの冬観光の代表的なアクティビティになっています。
渓谷には6つの橋がかかっており、ルートに沿って歩くことで景観の変化が楽しめます。
私が訪れたのは3月上旬の晴れた日で、昼過ぎに到着すると渓谷全体が明るく、氷が青みを帯びて透き通るように輝いていました。
とくに、凍った滝の目の前に立った瞬間は、自然の力強さと静けさが同時に感じられ、想像以上に幻想的でした。
冬は足元が滑りやすいため、アイススパイクなどの装備が推奨されますが、私を含めた観光客のほとんどは通常の登山靴で歩いていました。
個人的な感想としてはアイススパイクでなくても十分に歩けます。
冬のマリーン渓谷へのハイキング体験談(3月上旬)
朝、ジャスパーの街を出発
滞在していた「Jasper Downtown Hostel」を出たのは朝10時ごろです。ホステルで仲良くなったフランス人女性とマリーン渓谷へ向かうことに。
外に出ると、目の前の線路沿いに大型の鹿のような動物が群れで休んでいました。こんなに気軽に動物と接することができるのもジャスパーの魅力なのかなと思いつつマリーン渓谷へ向けて出発。

Athabasca川やEdith湖に寄り道
ジャスパータウンを出てからしばらくは、Athabasca River沿いを歩いていきます。

途中ではEdith Lakeにも立ち寄り、凍った湖の静けさを眺めながら写真を撮りました。

ここからは、下の写真のような森の中の道を進んでいきました。

静かな林の中では、雪を踏みしめる私たちの足音と、ときどき交わす会話だけが響いていました。途中の木陰で、出発前にホステルで作っておいたサンドイッチを取り出して、簡単なお昼ごはんにしました。
歩きながら話していたのは、お互いの国の仕事事情や普段の生活のこと。特に盛り上がったのがジブリ映画の話題で、彼女は「新作は絶対に観てほしい」と何度もすすめてくれました。(実はまだ観られていません(笑))
マリーン渓谷に到着

マリーン渓谷に到着すると、崖の下にはすぐに氷瀑の景色が広がっていました。
ルートとしては、次のような構造になっています。
- 最初は渓谷の上を歩きながら景色を見下ろし
- 進むにつれて少しずつ高度を下げ
- やがて渓谷の中へ入っていく
歩いている途中、上の写真のように「アイスクライミング」をしているグループも見かけました。なんらかのツアーのようでしたが、かなりの高さまで登っていて、見ているこちらがヒヤヒヤするほどでした。

途中には、上の写真のようにマリーン渓谷について説明している看板がいくつも設置されています。その中の一つに、「マリーン渓谷(Maligne Canyon)」の “Maligne” の語源についての説明がありました。
フランス語で「悪い」や「不吉」といった意味を持つ言葉だそうですが、一緒に歩いていたフランス人の子は「初めて知った!」と驚いていて、2人で思わず笑ってしまいました。
渓谷の底に立った瞬間の感動

渓谷の底に降りると、そこはまさに“氷の世界”でした。足元も壁面もすべてが青く凍りつき、まるで別の惑星に迷い込んだかのようでした。
特に印象に残っているのは、完全に凍った滝の目の前に立った瞬間です。普段は勢いよく流れ落ちるはずの滝が一枚の氷となり、その巨大さのまま静止している光景に、自然の力の大きさを思い知らされました。
足元の透明な青い氷は太陽の光を受けて光っていて、観光客の声が岩壁に反響し、まるで巨大な氷の教会にいるような感覚でした。
冬のマリーン渓谷は “きれい” という言葉だけでは足りない、自然の強さと静けさが深く心に残る特別な体験でした。
アクセスと注意点
私はジャスパー中心部の「Jasper Downtown Hostel」からマリーン渓谷まで徒歩で向かいましたが、結果として
「2時間以上かかり、想像以上に疲れた」
というのが正直な感想です。
道中は車道の脇を歩いたり、雪道や森の中の道を進んだりと、環境が次々と変わり、冬のジャスパーらしい風景を楽しめた反面、体力はしっかり使いました。
冬は路面が滑りやすい場所や雪道もあるため、徒歩で行く場合は
- しっかりした靴
- 時間的余裕
が必要だと感じました。
渓谷を散策したあと、出口付近で写真を撮っていると、アラスカ出身の女性から「撮ってあげようか?」と声をかけられ、少し会話をした流れでジャスパータウンまで車に乗せてもらいました。
帰り道は驚くほどあっという間で、10分ほどでジャスパータウンに到着。徒歩で2時間以上かけて来た道のりが、車だとこれほど短いのかと驚きました。
冬のジャスパーは気温が低く、徒歩だと渓谷に着く前にかなり体力を消耗します。特に初めて訪れる旅行者には、徒歩よりも 車(レンタカーや送迎サービス、ツアー)を利用することをおすすめします。
私が訪れた際も駐車スペースがあり、車で来ている観光客もいたので、車でのアクセス自体は可能です。
移動時間を短縮することで、渓谷内の氷瀑ハイキングをより安全に、余裕を持って楽しむことができると感じました。
まとめ|冬のジャスパー旅行ではぜひマリーン渓谷をおすすめ
マリーン渓谷は、ネットで検索すると夏の観光写真が多めですが、冬の氷瀑は迫力があり、冬に訪れる価値は十分にあると言える場所でした。
ただ、実際に徒歩で向かってみて分かったのは、冬のジャスパーでは移動に意外と時間と体力を使うということです。限られた旅行日程の中でしっかり観光を楽しむためにも、移動手段を整えておくことは大切だと感じました。
もしこれから冬のジャスパー旅行を考えている方は、ツアー参加や送迎付きのプランを利用すると、時間のロスや移動の心配をなくして、氷瀑ハイキングそのものに集中できるとおもいます。私のように「歩いて行ったら予想以上に疲れた…」ということも避けられるので。。(笑)
冬のジャスパー観光を安全に、そして最大限楽しむために、あなたの旅に合ったプランをぜひチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
カナダは広く、州ごとに雰囲気がまったく異なります。アルバータ州のジャスパーを楽しんだら、海沿いのノバスコシア州もきっと気に入るはず。
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