海外就職やワーホリの英語面接。
「英語でうまく話せる気がしない」
「本番で止まったらどうしよう」
そんな気持ちを抱えていませんか。
わたしもカナダでのワーホリ前、ノバスコシアでローカルジョブ(主にネイティブスピーカーが多い職場)に受からなければいけない状況の中で、強い不安を感じていました。
そのためしっかり準備をして、ありがたいことに現地で希望通りのローカルジョブにありつけました。
わたしが渡航前に実際にやったことはとてもシンプルです。
- 英語で“現地の基準”を知る
- 自分の経験を基準にあてはめて整理する
- 声に出して何度も練習する
この3つをやり切っただけでした。
この記事では、わたしが実際に行った面接対策の具体的な手順を、順番に紹介します。
カナダ後のニュージーランドでも同様にローカルジョブを獲得できたので、再現性が高いとわたしは考えています。
特別な才能はいりません。
英語が完璧である必要もありません。
必要なのは本番前にどれだけ準備できるか。
読み終えるころに「何をすればいいのか」がはっきりして、英語面接への不安が少しでも軽くなっていればうれしいです。
よくある誤解:英語が流暢じゃないと受からない?

まず大前提として、英語が流暢である必要はありません。
これはワーホリを3カ国経験し、実際に仕事探しをしてきた私の実感です。
カナダやニュージーランドでもローカルジョブを獲得してきましたが、わたしの英語は流暢ではありません。
多くの場合採用側が見ているのは「英語力そのもの」ではなく、その仕事を任せられるかどうかです。
もちろん、仕事を進めるための最低限の英語力は必要だとおもいます。
しかし、ネイティブのように話せることが条件になるケースは多くありません。
それよりも重要なのは、
- 自分のスキルや経験を
- シンプルに
- 明確に伝えられること
です。
仕事の面接は「英語力の試験」ではなく、「期待値をすり合わせる場」だからです。
そのため、文法の正確さを過度に気にするよりも、「伝える練習」を積む方が効果的だと考えています。
準備①:英語で“現地の基準”を学ぶ

まずわたしがやったのは、英語で面接対策のコンテンツをさがすことでした。
YouTubeやGoogleなどで、
- prepare job interview
- practice job interview
- common interview mistakes
などと検索しました。
あえて英語で調べたのには理由があります。
現地の“評価軸”を知るため
海外では、はたらく環境や考え方が日本と大きくちがいます。
だから、
- どんな質問をされるのか
- どこを見られるのか
- 何を大事にしているのか
も、日本とは少しずれています。
日本の感覚で対策するのではなく、その国の感覚に合わせることが大事だとわたしは考えました。
そのために、英語で解説している動画や記事を見ました。
英語で学ぶと表現も自然に身につく
もうひとつよかったことがあります。
それは、仕事で使える英語に自然とふれられることです。
たとえば「area」という単語。
ふつうは「地域」という意味ですが、仕事の場では「分野」という意味でも使われます。
Marketing is my main area.
(マーケティングがわたしの主な分野です)
こうした言い方を、動画の中で学びました。
また、強い印象を与える表現も学べます。
例えば「highly skilled」という表現。
これは「高度なスキルをもっている」という意味になります。
I am highly skilled in data analysis.
(データ分析にかなり強いです)
単に「できる」と言うよりも、少し力強い印象になります。
こうした言い回しを知っているだけで、面接で与える印象は大きく変わります。
発音にもなれる
英語の動画を見ると、音も同時に聞けます。
たとえば、
What are your strengths and weaknesses?
(あなたの強みと弱みは何ですか?)
この質問を何度か聞いておくだけで、本番で聞かれたときに聞き取りやすくなります。
英語面接でいちばん焦りやすいのは、「聞き取れないこと」だからです。
現地ならではのコツも知れる
日本でも「このサイトは役に立つ」といった小さなコツがありますよね。
海外にもあります。
- 履歴書づくりに使えるサイト
- 面接前に見ておくべきページ
こうした現地基準の知識は、英語でさがしたほうが出てきやすいと感じました。
準備②:学んだ“型”を自分の経験にあてはめる

英語で面接の考え方を学んだら、次にやることは、それを自分の経験と照らし合わせる。
ここは、日本での就職活動とそこまで大きくは変わりません。
たとえば、
- 強みはなにか
- どんなスキルがあるか
- それをこの職場でどう活かせるか
こうしたことを整理していきます。
ただ、ひとつだけ大きな違いがあります。
それは話す言葉が、英語だということです。
わたしがやったことは「書く」こと
わたしは、まず原稿を書くように答えを文章にしました。
なぜ書いたのか。
それは、次の「準備③」で使うからです。
でも、ここで大事なポイントがあります。
1パターンだけでは足りない
ひとつの答えに対して、2パターン、できれば3パターン用意しておく。
これがとても大事でした。
たとえば、
I learned basic vehicle maintenance while working at a gas station in Japan.
(日本のガソリンスタンドで働きながら、車の基本整備を学びました。)
という文を作ったとします。
でも、本番で緊張して「learned」という単語が出てこなくなったらどうでしょう。
代わりの言葉を用意していなければ、そのまま止まってしまいます。
そこで、もうひとつの言い方を用意しておきます。
While working at a gas station in Japan, I developed skills in basic vehicle maintenance.
(日本のガソリンスタンドで働く中で、車の基本整備のスキルを身につけました。)
もし「learned」が出てこなくても、とっさに「developed skills」と言いかえることができます。
英語はとっさの言いかえが難しい
日本語ならとっさに言葉が出なくても、これまで話してきた経験から、すぐに別の言い方が思い浮かびます。
でも英語は、第2言語です。
バイリンガルや英検1級レベルなら別かもしれませんが、面接前にそこまで目指すのは時間がかかりすぎます。
2、3パターンの答えを用意するのも、それはそれで時間がかかります。
しかしわたしは
英語の面接は、日本語の2〜3倍準備するもの
と考えました。
実際どうだったか
面接本番では、やはり緊張しました。
いくつか用意していたフレーズを忘れてしまいました。
でもあらかじめ別の言い方を用意していたので、すぐに言い換え、止まらずに話し続けることができました。
そのおかげで、自信をもって面接を終えることができたと思います。
準備③:とにかく声に出す練習

ここまでで、
- 現地の基準を知った
- 自分の答えを基準に沿って整理した
あとは何をするか。
口に出して、練習するだけです。
でもこの「だけ」がいちばん大変で、同時に大事でしたでした。
① ひとりで声に出す
まずは原稿をひとりで声に出して何度も読み上げました。
これだけでも、かなり効果があります。
最初は原稿を見ながら、用意した3パターンの答えをそのまま読む。
少し慣れてきたら、次は録音しながら原稿を見ずに思い出して話します。
ここで、完璧を目指す必要はありません。
たとえば1パターン目の途中で、ある単語を忘れたら、2パターン目や3パターン目の言い回しで補えばいい。
あとで録音を聞き返して、文として成立していればOK。
それをひたすらくり返すだけです。
② 家族や友人に聞いてもらう
もし協力してくれる人がいるなら、ぜひ聞いてもらうのをおすすめします。
だれかが目の前にいるだけで、ほどよい緊張感が生まれます。
実際の面接もひとりではありません。
だから対面で話す練習は大事です。
わたしは、面接官側の質問リストを用意して、友人にそれを読んでもらいました。
友人が英語に強くなくても大丈夫です。
見てほしいポイントはひとつ。
自信をもって話せているかどうか。
ひとりで練習していると気づきにくいですが、だれかの目を見ながら、思い出しながら話すのは想像以上にむずかしい。
目が泳いだり、上を見たりしていないか。
そこを観察してもらいました。
それがなくなるまで付き合ってもらう。
そうすると本番でも相手の目を見て話せるようになります。
③ 外国人相手に模擬面接をする
実際に外国人相手に練習することも効果的でした。
わたしはネイティブキャンプというオンライン英会話を使いました。
ネイティブキャンプの詳しい情報については別の記事でまとめてあるので、ご興味ある方はぜひよんでみてください👇
選んだ理由は2つ。
ひとつは、定額で何回でも話せること。
面接練習はとにかく回数が必要。同じ質問に対するこたえを何度もくり返すには、ちょうどよかった。
もうひとつは、講師の数が多いこと。
いろいろな国の先生がいるので、質問の仕方やフィードバックも人それぞれ。
中には、過去に面接を担当していたという先生もいました。
わたしはフィリピン人の元面接官にメタメタにされましたが、かなりためになりました(笑)
わたしがやっていた具体的な方法
レッスンでは「フリートーク」を選びます。
はじまったらこう伝えます。
I’d like to try something during this free talk.
I’m going to paste some text. Could you read it for me?
(このフリートークでやりたいことがあります。今から文章を貼るので読んでもらえますか?)
そして、あらかじめ用意しておいた下記のようなメモを貼ります。
I am currently practicing for a job interview.
Please ask me the following questions:
1.〜
2.〜
If any part of my answers is unclear or contains major grammatical mistakes, please give me feedback.
(面接の練習をしています。下記の質問をしてください。
1.〜
2.〜
伝わりにくい部分や大きな文法ミスがあれば教えてください。)
すると、そのまま模擬面接がはじまります。
慣れてきたらこう追加します。
Could you act as the interviewer and ask me some additional questions besides the ones I’ve already given you?
(用意した質問以外にも、面接官として追加の質問をしてください。)
そうすると自分では思いつかなかった質問が飛んできて、かなり本番に近い形式で練習ができます。
いろんな先生と練習することで、いろんなパターンに対応できるようになりました。
まとめ:英語面接は準備

海外就職やワーホリ前の英語面接対策で、わたしがやったことはシンプルです。
① 英語で“現地の基準”を知る
② 自分の経験を、型にあてはめて整理する
③ ひたすら声に出して練習する
特別な才能があったわけでも英語がペラペラだったわけでもありません。
ただただ、準備をやり切っただけです。
そしてひとつ知っておいてほしいことがあります。
それはあなたの母国語が英語ではないことは、面接官もちゃんとわかっていること。
だからこそ、英語の小さなミスを必要以上に気にする必要はありません。
それよりも大事なのは、自分の答えをしっかり用意しているかどうか。
母国語ではない英語で、落ち着いて、整理された回答ができる。
それだけで、
「この人は準備ができる人だ」
という印象を与えることができます。
これは、第二言語で挑戦するあなたにしか出せない強みです。
母国語話者は、話せて当たり前。
でもあなたは、英語というもうひとつの言葉で、自分を伝えようとしている。
それ自体がひとつの武器になります。
カナダワーホリ後にニュージーランドでもローカルジョブを獲得できたことで、カナダの面接がうまくいったのは運ではなかったことを確信しました。
そのおかげでわたしのしてきた準備は、正しい方向に進んでいたことも知ることができました。
英語面接は、運ではなくどれだけ本番前に動いたかだと考えます。
ここまで読んで、
「ちょっと不安が減った」
そう感じてくれたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の記事でも書かせていただいたように、英語のアウトプットには「量」が重要だとわたしは考えています。
- なぜ量が必要なのか
- 日本にいながら「量」を確保する方法
などをわたしのワーホリ体験をベースに考えた記事をまとめました。
ご興味ある方はぜひこちらもあわせて読んでみてください。




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