【実体験】ワーホリの家賃・生活費リアル公開|滞在タイプ別の費用比較と節約術

住まい

ワーキングホリデーを考えている方が渡航前に気になることの一つが「生活費」ですよね。「想定外の金額を請求されたらどうしよう…」「家賃を払っていけるか不安」など、心配する声も多いです。

この記事ではテーマを「家賃」に絞り、私が実際に住んだシェアハウス・オウンルームなどの家賃実例と生活費のリアルをお伝えします。オーストラリア・カナダ・ニュージーランドの3カ国での滞在を比較しているので、どの国に行くか迷っている方にも役立つはずです。

注:この記事で紹介する金額は、私が実際に滞在した際の参考価格です。地域や時期によって変動するため、目安としてご覧ください。

滞在先の種類

ワーホリで滞在できる宿泊タイプはいくつかあります。主な3つは以下の通りです。

  • バックパッカーズ(ドミトリー)
  • シェアハウス
  • オウンルーム

それでは、それぞれの特徴と費用感を見ていきましょう。

バックパッカーズ(ドミトリー)

「バックパッカーズ(通称:バッパー)」は、コスパの良い宿屋タイプ。

1部屋に複数の二段ベッドがあり、他の旅行者やワーホリメーカーと共同生活をします。キッチンやシャワー、トイレは共有。プライベートは少ないですが、1泊30ドル(約3,000円)前後と格安で宿泊できるのが魅力です。

友達を作りたい人や、渡航直後の滞在先としてもおすすめ。私も何度かお世話になりました。オーストラリア・ニュージーランドではこのタイプの宿泊施設が非常に多く、交流の場としても人気です。

シェアハウス

「シェアハウス」は、一軒家やアパートを複数人で共有する宿泊タイプです。

1部屋に2人ほどで住むことが多く、オーストラリア・ニュージーランドでは週単位で、カナダでは月単位で家賃(Rent)を支払うのが一般的です。長期滞在向けで、メンバーが固定されるため、一緒に住む人との相性が大事になります。

中には、入居前に「住人面接」があるシェアハウスもあります。すでに住んでいる人との相性を確かめるものですね。長く暮らすからこそ、部屋探しのコツとして「どんな人が住んでいるか」を重視しましょう。


オウンルーム

「オウンルーム」は自分だけの個室がある宿泊スタイル。

プライベート空間がしっかり確保されており、1人部屋を探している人には最適です。トイレやシャワー付きのタイプもあり、生活の快適さは抜群ですが、家賃はやや高め。

部屋によっては「トイレ・シャワー付き+キッチン共有」や「全て共有」など形態が異なるため、家賃 相場や条件をしっかり確認しておきましょう。

光熱費について

ワーホリ中の家賃・光熱費の支払い方法は、契約タイプによって異なります。

  • 家賃に光熱費・インターネット料金が含まれるタイプ
  • 光熱費を別途支払うタイプ(同居人と折半)

別払いタイプでは、「誰がどれだけ使ったか」でモヤモヤすることもあります。そういう人は、光熱費込みの家賃タイプを選ぶのがおすすめです。

カナダでは暖房代が家賃に含まれるケースも多く、特に冬場は重要ポイントになります。

注意点:ミニマムステイ制度

シェアハウスやオウンルームには、「ミニマムステイ(minimum stay)」と呼ばれるルールがあります。「最低でも◯週間(または◯ヶ月)は滞在してね」という契約条件で、期間内に退去するとデポジット(保証金)が返ってこないこともあります。住む前に、ミニマムステイに関する契約条件は必ず確認しておきましょう。

デポジット(保証金)とは?

海外の賃貸契約では、入居時に「デポジット(Deposit)」という保証金を支払います。これは、退去時の破損修理や未払い家賃への備えとして一時的に預けるお金です。敷金のようなものですね。

相場は、オーストラリア・ニュージーランドで1〜2週間分の家賃が一般的。例えば、週250ドルの部屋ならデポジットは約250〜500ドル程度。カナダの場合は1〜2ヶ月分。トラブル防止のためにも、支払い時は必ず領収書(Receipt)をもらうようにしましょう。

退去時、部屋をきれいに使っていれば全額返金されますが、「掃除不足」「壁の汚れ」「家具の破損」などがあると一部差し引かれる場合があります。

バックパッカーズ料金比較

国・地域1泊あたりの相場備考
オーストラリア東部20〜50ドル数も多く交流しやすい
カナダ東部35〜50ドル主要都市以外は選択肢少なめ
ニュージーランド20〜50ドルワーホリメーカーに大人気
節約術:ウーフィング(woofing)

オーストラリアやニュージーランドでは「ウーフィング(woofing)」という働き方があります。ベッドメイキングや掃除などの手伝いをする代わりに、宿泊代が無料になる条件です。

私もニュージーランドで2カ所ウーフィングを経験しました。どちらも午前9時〜13時の作業で、午後は自由時間。お金を節約しつつ、現地の人と関わりたい方にはぴったりです。

シェアハウス料金比較

国・地域月あたりの相場備考
オーストラリア東部400〜600ドル長期滞在者に人気
カナダ東部500〜700ドル暖房費でやや高め
ニュージーランド400〜600ドル地域によって差あり

シェアハウスは「相性」が何より大切です。音・生活リズム・清潔感など、入居前の会話で確認しておくと失敗が少なくなります。「夜は静か?」「みんな仕事してる?」など軽く聞くだけでもイメージがしやすくなります。


オウンルーム料金比較

国・地域月あたりの相場備考
オーストラリア東部900〜1100ドルプライベート確保◎
カナダ東部700〜1200ドル暖房代が上乗せされる
ニュージーランド900〜1100ドル他国と比べると少ない

私が住んでいたオーストラリアのブリスベンのオウンルームは週160ドル(約月640ドル)。一方、カナダのハリファックスでは光熱費込みで月700ドルほどでした。地域や季節によって家賃相場が大きく変わるため、リサーチは必須です。

節約術:暖房代込みの物件を狙う

カナダの冬は想像以上に寒いため、「Heat(暖房)込み」「電気代込み」と書かれている物件がおすすめ。光熱費が別の場合、家賃+光熱費のトータルコストが思ったより高くなることもあります。

まとめ

ワーホリ中の住居選びは、金額だけでなく「生活の質」も左右する大切な要素です。「どんな人と住むか」「どんな環境で過ごすか」で、海外生活の満足度は大きく変わります。節約術を取り入れつつ、自分に合った住まいを選んでみてください。

本記事が、あなたのワーホリ生活費のイメージづくりに役立てば嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ワーホリ生活のなかで「住まい」と同じくらい大切なのが「仕事探し」です。もしこれから仕事探しも始める方は、こちらの記事も参考にしてみてください👇

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