ノバスコシア州ハリファックスで運転免許証を取得する方法|日本の免許からの切り替えを解説

ワーキングホリデー

カナダ・ノバスコシア州は「ペギーズコーブ」や「ルーネンバーグ」など観光スポットがたくさんあります。

シャトルバスなども出ていますが、車があると時間に自由ができたり周辺スポットも訪れることができたりと、何かと便利です。

ハリファックスにはカーシェアサービスやレンタカーもあり、ワーホリや留学などで滞在する場合は、そういったサービスを使いたい場面も出てくると思います。

そういったサービスの登録にはノバスコシア州の免許があると便利なのですが

「日本の免許証からノバスコシア州の免許証へ切り替える方法が分からない」

と悩んでいる方もいらっしゃるとおもいます。

とくにノバスコシア州の場合バンクーバーやトロントなどの大都市と違い近くに日本領事館がありません。

そのため

「日本の免許証の翻訳書はどこで取得するの?」

「どこへ行けば免許を発行してもらえるの?」

と迷う方もいると思います。

わたしはカナダ・ハリファックスでワーホリ生活していた時に

ISANSで日本の免許証を翻訳してもらい

Access Nova Scotiaでノバスコシア州の運転免許証を取得しました。

この記事ではわたしの実体験をもとに

  • 必要だった書類
     
  • ISANSで翻訳書を取得する流れ
     
  • Access Nova Scotiaで免許を発行する方法
     
  • ノバスコシア州の免許を取得してよかったこと

などについて紹介します。

これからノバスコシア州へワーホリ・留学予定の方や、現在ハリファックス周辺に滞在している方はぜひ参考にしてみてください。

ノバスコシア州で日本の免許から現地免許へ切り替えできる?

ノバスコシア州では、日本の運転免許証から現地の運転免許証へ切り替えることができます。

わたしの場合は必要書類の提出と簡単な視力検査などで取得できました。

筆記試験や実技試験はありませんでした。

海外で運転する方法として

「国際運転免許証」

を取得する方法もあります。

国際運転免許証とは日本の免許証をもとに発行される海外で運転するための書類です。

しかし有効期間が短かったり身分証明書として使いにくかったりする場面もあります。

一方でノバスコシア州現地の運転免許証を取得すると現地の身分証明書としても使えるため、パスポートを持ち歩く必要が少なくなります。

そのため長期間カナダに滞在するワーホリや留学生の方は現地免許への切り替えを検討してもいいと思います。

また州によって対応は違う可能性がありますが、バンクーバーに住んでいた友人からは

「免許切り替え時に日本の免許証は没収された」

と聞きました。

その友人は日本へ帰国後、再発行の手続きが必要になり少し手間だったそうです。

しかしわたしがノバスコシア州で切り替えた時は日本の免許証を預ける必要はありませんでした

帰国後の手間が減るのはちょっとうれしいポイントでした。

※免許切り替えのルールは変更される可能性があるため手続き前に最新情報を確認することをおすすめします。

ノバスコシア州の免許取得に必要だったもの・金額

わたしがノバスコシア州の運転免許を取得したときに必要だったものは下記です。

  • 日本の運転免許証
     
  • 日本の免許証の翻訳書
     
  • パスポート
     
  • ワーホリビザ
     
  • 住所を確認できるもの
     
  • 手数料

わたしのときは手数料はそこまで高くなく、合計で40カナダドルほどでした。

ただし必要書類や手数料は変わる可能性があります。

そのため実際に手続きへ行く前にAccess Nova Scotiaの公式サイトなどで最新情報を確認しておくことをおすすめします。

日本の免許証の翻訳書を取得する方法

ノバスコシア州の運転免許を発行してもらうには

Access Nova Scotia

へ行く必要があります。

詳しくは後述しますがAccess Nova Scotiaとは簡単に言うと、運転免許や車の登録などノバスコシア州の手続きを行う施設です。

ただし日本の運転免許証をそのまま持っていくだけでは免許を発行してもらえません。

日本の免許証の内容を英語で説明するための「公式の翻訳書」が必要になります。

翻訳書を取得する方法は主に下記の2つです。

  • 日本領事館から取得する
     
  • ISANSで翻訳してもらう

わたしはISANSで翻訳してもらう方法を使いました。

方法① 日本領事館から取得する

カナダの大きな都市では、近くの日本領事館で日本の運転免許証の翻訳書を取得できる場合があります。

たとえばバンクーバーやトロントなどであれば日本領事館へ直接行き翻訳書を申請しやすいと思います。

その翻訳書と必要書類を持って現地の免許窓口へ行けば、免許の切り替え手続きができます。

ただし、ノバスコシア州には日本領事館がありません。

ノバスコシア州を担当しているのはモントリオールにある在モントリオール日本国総領事館です。

モントリオールはハリファックスからかなり離れており、車でも約12時間ほどかかります。

郵送でやり取りする方法もあるようですが時間も手間もかかるので、わたしは別の方法で翻訳書を取得しました。

それが下記のISANSを使う方法です。

方法② ISANSで翻訳してもらう

ISANSとは

Immigrant Services Association of Nova Scotia

の略です。

みんなは

「アイサンズ」

と発音していました。

ノバスコシア州に住む移民や新しく来た人をサポートしている団体です。

ISANSでは、運転免許証などの個人書類の翻訳サービスも行っています。

わたしは最初、何をどうすればいいのかなにも分からなすぎたため

「とりあえず聞いた方がはやい」

とおもい、いきなりAccess Nova Scotiaへ突撃しました(笑)

そこでやさしいおばちゃん職員の方に相談すると

「いくつか受付できる翻訳機関はあるけどISANSが一番手っ取り早いと思うわ」

と教えてもらいました。

そのあとISANSを通して翻訳書を取得し、再びAccess Nova Scotiaに戻ってノバスコシア州の運転免許を発行してもらうことができました。

次の章では、ISANSで翻訳書を取得した流れを紹介します。

ISANSで翻訳書を取得する流れ

ここからは、わたしが実際に行ったISANSで日本の運転免許証の翻訳書を取得するまでの流れを紹介します。

大まかな流れは下記です。

① ISANSの利用登録をする

② 日本の免許証を提出する

③ PayPalで翻訳料金を支払う

④ 翻訳書を受け取る

⑤ 翻訳書を持ってAccess Nova Scotiaへ行く

それぞれの手順について詳しく紹介します。

ISANSの利用登録をする

わたしがISANSの翻訳サービスを利用した時は、最初にISANSの利用登録が必要でした。

メールで問い合わせると下記の写真のような登録用リンクが送られてきました。

通常であればこのリンクから登録を進める流れです。

しかし、わたしの場合はリンク切れなのかスマホの問題なのか分かりませんがリンクから先へ進むことができませんでした。

そこで直接ISANSのオフィスへ行くことにしました。

もし同じようにオンラインで登録できない方や直接スタッフの方と話しながら進めたい方は下記の方法でISANSへ行くことができます。

ISANSへの行き方

ISANSのオフィスは、ハリファックスにある

Mumford Professional Centre

という建物内にあります。

近くにはWalmartHalifax Shopping Centreなど目印となる大きなお店もあります。

バスで向かう場合は

Mumford Terminal

で降りると便利です。

Mumford Terminalから南の方へ歩いていくと下の写真のような建物があります。

建物の中に入ると正面に下の写真のような階段があります。

その階段を上がって進んだところにISANSのオフィスがあります。

スタッフの方に

「運転免許証の翻訳サービスを利用したいためISANSの登録をしたい」

ことを伝えましょう。

ちなみに先ほどのメールの写真にもあるように、登録には「ビザ」が必要になります。

ワーホリであれば「ワークパーミット」

学生であれば「学生ビザ」

がここで必要になってきます。

登録が終わると後日メールで登録完了のお知らせが届きます。

そのメールが届いたら翻訳サービスを利用できるようになります。

翻訳サービス利用に必要な情報・書類

ISANSの利用登録が完了すると翻訳サービスを利用できます。

翻訳サービスを受けるために下記の条件を満たす必要があります。

メールに記載されていた条件は下記です。

  • 翻訳する書類の持ち主であること
     
  • ISANSに登録していること
     
  • ノバスコシア州に住んでいることを証明できること

このうち上の2つはここまでの手順で完了しています。

そのためノバスコシア州に住んでいることを確認できる書類を用意しましょう。

わたしの場合は自分あての郵便物やbank statementを使いました。

bank statementとは銀行の利用明細書のことです。

自分の名前と住所が一緒に書かれている書類を用意するとスムーズだと思います。

日本の免許証を提出する

必要な情報がそろったら日本の運転免許証を提出します。

わたしの場合はメールで免許証のデータを送るように案内されました。

そのため日本の免許証をPDF化してメールで送りました。

PayPalで翻訳料金を支払う

免許証を提出したあとは翻訳料金を支払います。

わたしが利用した時は支払い方法はPayPalでした。

まだ登録していない方は、先にアカウントを作成しておくとスムーズです。

準備が整うと、下記のような支払い案内メールがISANSから届きました。

わたしが利用した時の翻訳料金は30カナダドルでした。

支払いが完了すると、数日後に下記のような翻訳書がPDFで届きました。

個人情報部分は隠しています

これで日本の免許証の翻訳書取得は完了です。

あとはこの翻訳書を印刷してAccess Nova Scotiaへ持っていきます。

Access Nova Scotiaで免許を発行する流れ

ISANSで翻訳書を取得できたら次はAccess Nova Scotiaへ行きます。

ここで日本の運転免許証からノバスコシア州の運転免許証への切り替え手続きを行います。

Access Nova Scotiaとは?

Access Nova Scotiaとは、ノバスコシア州のさまざまな手続きを行う行政サービス施設です。

日本でいう市役所や運転免許センターのような場所です。

運転免許証の発行や車の登録などもAccess Nova Scotiaで行われています。

ノバスコシア州の免許発行手続き

Access Nova Scotiaへ行ったら、受付で日本の免許証からノバスコシア州の免許証へ切り替えたいことを伝えます。

その後、必要書類を提出します。

書類確認が終わると簡単な視力検査と写真撮影を行いました。

その後、手数料を支払って手続き完了です。

個人情報部分は隠しています

ISANSで翻訳書を取得するまでの方が大変でした(笑)

Access Nova Scotiaでの手続き自体は1時間以内で終わり、ISANSの手続きに比べると拍子抜けするほど簡単に免許を取得できました。

ノバスコシア州の免許を取得してよかったこと

実際にノバスコシア州の運転免許を取得してみて便利だと感じたことを紹介します。

身分証明書として使える

まず大きなメリットは身分証明書として使えることです。

カナダでは、お酒を買う時やバーに入る時など年齢確認のために身分証明書の提示を求められることがあります。

そのたびにパスポートを持ち歩くのは少し不安ですよね。

とくにお酒がはいっていると余計に(笑)

オーストラリアのワーホリ中に酔ってパスポートをなくしたことがあり、そういった経験もあってカナダでは絶対に免許をとろうと決めていました(笑)

ノバスコシア州の運転免許証があれば身分証明書として使えるため、パスポートを持ち歩く機会を減らすことができます。

とくにノバスコシア州の場合、日本領事館が近くにありません。

もしパスポートをなくしてしまった場合、モントリオールにある日本総領事館と郵送でやり取りが必要になる可能性があり手間がかかります。

一方、ノバスコシア州の運転免許証であれば再発行の手続きも近くのAccess Nova Scotiaでできるため安心感がありました。

また、現地でのさまざまな手続きでもノバスコシア州の免許証があると便利です。

例えばハリファックスには

Communauto Atlantic

というカーシェアサービスがあります。

わたしも登録しましたがノバスコシア州の免許証があることでスムーズに手続きを進められました。

レンタカーなどを利用したい方にとっても現地の免許証があると便利だと思います。

仕事で役立つ可能性がある

ワーホリや留学中に仕事をする場合も運転免許が役立つ可能性があります。

わたしの場合はハリファックスで整備士として働いていたため、ノバスコシア州の免許証を取得したことで仕事の幅が広がりました。

整備作業だけではなく

  • 他のお店へ車のパーツを取りに行く
     
  • 修理に来たお客さんを家まで送る

といった仕事も任せてもらえるようになりました。

いつもパーツを渡してくれる人と顔見知りになり、街中であいさつできる人が増えました。

お客さんを送迎する車内で会話したり街の情報を教えてもらったりする機会が増えました。

送迎中に仲良くなって、お店に来るたびに話しかけてくれるお客さんもいて、より現地のコミュニティーに入れた感覚がありました。

もちろん職種にもよりますが、仕事探しの段階でも運転免許がプラスになる可能性があります。

ワーホリなどで長く滞在する予定の方は取得を考えてみてもいいと思います。

注意点:ISANSの翻訳サービスは時間がかかる場合もある

最後に、ISANSを利用する上での注意点を紹介します。

それは

タイミングによっては翻訳サービスをすぐに利用できない可能性がある

ことです。

わたしが最初にISANSへ連絡した時は、問い合わせが多い時期だったようで対応に時間がかかるという内容のメールを受け取りました👇

連絡をとってから1ヶ月後の対応になる旨のメールを受け取りました

そのためノバスコシア州の免許が必要な方は早めに準備を始めることをおすすめします。

急ぎではない方は少し待ってからISANSの翻訳サービスを利用する方法でもいいと思います。

しかし、仕事などですぐに免許が必要な場合は、メールに記載されているような他の翻訳機関に問い合わせてみるのも一つの方法です。

まとめ:ISANSの手続きさえ終われば免許取得は簡単

今回は、ノバスコシア州で日本の運転免許証から現地の免許証へ切り替える方法について紹介しました。

ノバスコシア州には日本領事館がないため最初は

「どうやって翻訳書を準備すればいいの?」

と迷う方もいると思います。

わたし自身も最初は方法が分からずAccess Nova Scotiaへ直接聞きに行きました。

そして工程の中で一番時間がかかるのは、ISANSで翻訳書を取得するまでの工程です。

ISANSの登録や翻訳書の準備さえ終わればAccess Nova Scotiaでの手続きはかなりスムーズでした。

わたしのときは、書類提出・視力検査・写真撮影だけで思ったより簡単にノバスコシア州の運転免許を取得できました。

現地の免許証があると身分証明書として使えたり、仕事や車関係の手続きで役立ったりする場面もあります。

ノバスコシア州で長く生活する予定のワーホリや留学生の方は、取得を検討してみてもいいと思います。

今日の思い出:ある日の送迎

ノバスコシア州の免許を取得して送迎の仕事も任されるようになってしばらくした頃、あるおばあちゃんを家まで送りました。慣れたころで油断していて、帰り際に間違えて右側のドアから運転席に戻ろうとしました。しかしカナダは左ハンドルです。そこでおばあちゃんが「あなたここはイギリスじゃないのよ」とツッこんでくれました。日本が右ハンドルであることを説明すると「初めて知った」と驚いていました。国が違えば当たり前のことも全く当たり前にはならないことを改めて実感しました。

最後までよんでいただきありがとうございます。

今回はノバスコシア州免許取得の方法をご紹介しました。

免許を取得したらどこかへ出かけたい方もいると思います。

下記記事では、わたしが実際にカーシェアなどを利用して訪れたノバスコシア州の観光スポットについてご紹介しています。

運転時間やパーキング情報などもご紹介しているので、ご興味ある方はぜひ読んでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました