安定した仕事を辞めてワーホリへ行った結果|3カ国経験した結論

ワーキングホリデー

「仕事を辞めてワーホリへ行こうかな」

「でも行って後悔しないかな」

「仕事をやめるだけの価値ってあるかな」

ワーホリはただでさえ、人生の大きな挑戦です。

それに加えてさらに社会人の場合は

「仕事を辞める」

という大きな決断とも向き合わなければなりません。

転職とは少し事情が違うため、家族や友人から反対されたり心配されたりすることもあります。

ワーホリに興味はあるけど

・キャリアに悪影響はないか

・仕事を辞める価値はあるのか

・後悔しないか

などの不安を感じている方も多いと思います。

わたしもかつて同じことで悩んでいました。

当時は世間的には

「安定している」

と言われる仕事に就いていましたが、英語や海外への興味を諦めきれず、最終的に1年未満で退職してオーストラリアへワーホリに行くことを決めました。

その後、カナダ、ニュージーランドと計3カ国でワーホリを経験しました。

もちろん仕事を辞める時は、家族や会社には大反対されましたし、一部の友人からは応援してもらえず、ほとんどまわりは反対一色でした。

さらに渡航後も、渡航前に不安だったことが実際に起きて大変だったこともあります。

しかしそれ以上に、英語力や海外経験、新しい価値観など、多くのものを得ることができました。

この記事では、わたしが仕事を辞めてワーホリへ行こうと思った理由や、実際に不安だったこと、そしてワーホリで得たものや失ったものについて、実体験をもとにお話しします。

仕事を辞めてワーホリへ行くべきか迷っている方の判断材料になればうれしいです。

仕事を辞めてワーホリへ行こうと思った理由

英語や海外への興味を諦めきれなかった

わたしは小さい頃から洋楽が大好きでした。

小学生のころは、ディズニー映画『ターザン』の挿入歌として使われていたPhil Collinsの曲を何度も聴いていました。

中学生になると、ポップやカントリーなど、さまざまなジャンルの洋楽を聴くようになりました。

当時はまだスマホがなかったため、歌詞の意味が気になると紙の辞書を開いて自分なりに訳していました。

それだけ洋楽が好きでした。

そんなことを続けているうちに、自然と英語にも興味を持つようになりました。

洋楽をきっかけに、洋画や海外ドラマ、海外のテレビ番組なども見るようになり、次第に英語圏の文化や考え方にも惹かれていきました。

この気持ちは社会人になってからも変わりませんでした。

「もっと英語ができるようになりたい」

「洋楽の歌詞をもっと深く理解したい」

「実際に海外で生活してみたい」

そんな思いは、ずっと心の中に残り続けていました。

仕事をしている間も、その気持ちが消えることはありませんでした。

このままの人生で後悔しそうだった

わたしの仕事は海外や英語とはまったく関係のないものでした。

世間的には、いわゆる「安定職」と呼ばれる仕事だったと思います。

ただ、わたしが本当に求めていたものは安定ではありませんでした。

洋楽をもっと楽しめる英語力。

実際に海外で暮らした経験。

そして自分が興味を持てる世界に飛び込むことでした。

それまでのわたしは、人生について深く考えていませんでした。

就職活動でも

「英語に関わる仕事がしたい」

という軸はありませんでした。

とにかく少しでも条件が良くて、少しでも安定している会社へ行く。

そんな考えで就職先を選びました。

内定をもらった中でもっとも安定していると思った会社へ就職しました。

しかし働き始めてから気づいたことがあります。

それは、仕事は人生の大部分の時間を占めるということです。

朝5時に起きて出勤し、帰宅するのは夜。

食事やお風呂を済ませて寝たら、また次の日が始まります。

わたしがつらかったのは、この生活そのものではありません。

英語や洋楽など、本当に興味があることに使える時間がほとんどなかったことです。

そんなある日、社内で将来を期待されている上司の方が

「大学生のころからこの仕事がしたかった」

と話しているのを聞きました。

その時に

「この人はこの仕事が好きなんだな」

と思いました。

好きだからこそ努力を続けられて、評価もされているのだろうと感じたのです。

それと同時に

「自分が本当に興味を持っていて努力できるものは英語や海外のことではないか」

と考えるようになりました。

朝の通勤中、地下鉄で窓に映るスーツを着た自分の姿を見るたびに

「このままでいいんだろうか」

と思っていました。

帰り道では、自転車なら10分で帰れる道を、わざわざ押しながら30分かけて川沿いを歩いて帰ることもありました。

ぼんやりと将来のことを考えながら歩いていました。

友人からも

「お前最近全然笑わなくなったな」

と言われることもありました。

周りから見ても変わるくらい余裕がなくなっていたのだと思います。

こうした日々の繰り返しの中で

「このままの人生で本当に後悔しないだろうか」

という思いが、日に日に大きくなっていました。

仕事を辞めてワーホリへ行く前に不安だったこと、大変だったこと

ワーホリへ行こうと決めたものの、不安がなかったわけではありません。

むしろ不安だらけでした。

今振り返れば、

「よく行ったな」

と思うくらいです。

ここでは、当時わたしが実際に不安に感じていたことをお話しします。

ワーホリ後のこと

当時は、ワーホリ後にどんな人生を送るのか具体的な計画とかは立てていませんでした。

それよりも

「このまま今の生活を続けて後悔しないだろうか」

という思いの方が強く、そこまで考える余裕がなかったからです。

それでも

「ワーホリへ行ったあとはどうしよう」

という漠然とした不安は常にありました。

ネットで調べると

  • ワーホリは職歴として弱い
     
  • ブランク(空白期間)になる
     
  • 帰国後の就職が不利になる

といった情報も多く見かけました。

実際にそういった情報を見るたびに

「本当に大丈夫なのかな」

と、まるで人生が0か1かになる決断をしなければならないような不安になっていました。

お金は大丈夫か

お金の不安も大きかったです。

当時は就職してからまだ数か月しか経っておらず、貯金はほとんどありませんでした。

それまで海外旅行すらしたことがなかったので

  • 現地の物価
     
  • 家賃
     
  • 食費
     
  • 交通費

などの感覚もまったくありませんでした。

調べても、航空券代やビザ代のような事前に分かる費用は出てきます。

しかし

「現地で仕事が見つかるまでにどれくらいお金が必要なのか」

という、一番知りたい部分はなかなか分かりませんでした。

そして調べれば調べるほど

「語学学校へ通う余裕はないな」

ということだけははっきりしていました。

そのため当時は

「仕事がスムーズに見つかるだろうか」

という不安も常にありました。

お金がない状態でワーホリはできるのか、下記の記事で詳しく紹介しているので気になる方はぜひ読んでみてください。

周囲の反対

周囲の反対もかなり大きな壁で、わたしの場合はここが一番大変でした。

家族は比較的堅実な考え方をするタイプだったため、ワーホリには強く反対しました。

会社の人たちも心配してくれていました。

退職を伝えてからは、毎朝のように会議室で上司や人事の方と話をしていました。

そして家に帰れば家族との話し合いです。

さらに親戚や親の友人まで登場し、本当に多くの人が引き止めてくれました。

当時のわたしは

「行きたい気持ち」と「周囲を安心させたい気持ち」

の間で揺れていました。

その期間は、精神的にもかなり苦しかったです。

本当に英語が伸びるのか

英語についても不安がありました。

わたしがワーホリへ行きたかった大きな理由のひとつは、英語力を伸ばしたかったからです。

しかし貯金が少なかったため、語学学校へ通う選択肢はほぼありませんでした。

そこで

「ワーホリだけで英語は伸びるのか」

を調べてみました。

すると

「ワーホリだけでは難しい」

「本気で英語を伸ばしたいなら学校へ行った方がいい」

という意見を多く見かけました。

もちろん間違いではないと思います。

ただ、その情報を見るたびに

「もし英語が伸びなかったらどうしよう」

とも考えていました。

仕事を辞めてまで海外へ行ったのに、一番の目標だった英語力が伸びなかったらどうなるのか。

その不安は、渡航後もずっとありました。

実際に仕事を辞めてワーホリへ行って得られたもの

結果的に、わたしは仕事を辞めてオーストラリアへワーホリに行きました。

行く前は不安や心配ばかりでした。

しかし実際にワーホリ生活を始めてみると、想像していた以上に多くのものを得ることができました。

もちろん失ったものもあります。

それでも個人的には、得られたものの方がはるかに大きく価値があると感じています。

ここではその中でも特に大きかったものをご紹介します。

英語力

カナダ・ノバスコシア州でのワーホリ滞在時。仕事場の研修として、ほかの会社の方も集まる研修イベントへ参加した時です。製品説明や仕事の話など、カジュアルではない英語も聞き取れたことで自信に繋がった日です。

ワーホリへ行って一番大きく変わったのは、やはり英語力でした。

わたしは3カ国でワーホリを経験しましたが、1カ国目のオーストラリアワーホリ後にTOEICと英検を受験しました。

結果は、

  • TOEIC810点
     
  • 英検準1級レベル(一級のみの受験だったため厳密には不合格)

まで到達できました。

TOEIC800点台の資格証明
個人情報は控えさせていただいてます。すみません。
英検の資格証明
あとたったの50点で英検1級一次試験は合格でした。これなら思いっきり低い方が良かったと思ってしまいました(笑)

さらに2カ国目のカナダワーホリ後には

  • 洋画を字幕なしで楽しめる
     
  • 洋楽の歌詞が聞き取れる

というレベルまで英語力を伸ばすことができました。

現在では、好きなアーティストのインタビューを英語で見たり、海外の動画や記事を楽しんだりしています。

ワーホリ前は

「本当に英語が伸びるのだろうか」

という不安がありました。

しかし、自分なりに過ごし方を工夫しながら生活した結果、英語力を大きく伸ばすことができました。

わたしの場合、趣味の多くが英語と関わっています。

そのため、英語力を伸ばせたことは人生全体で見ても非常に大きな財産になったと感じています。

ワーホリだけで英語が伸びるのか、下記の記事で詳しくご紹介しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

新しい価値観

カナダ滞在時に訪れた音楽フェス。たくさん話をしましたし、大勢の前で初めてギターを弾いて歌った日です。日本の曲をリクエストされたのでブルーハーツの情熱のバラなどを歌いました。

ワーホリを通して新しい価値観に触れられたことも大きな収穫でした。

海外では本当にさまざまな働き方や生き方をしている人に出会います。

現地の人だけではありません。

世界中から来たワーホリや留学中の人たちとも出会います。

わたし自身も

  • フランス
     
  • 韓国
     
  • イタリア

など、さまざまな国の人たちと交流する機会がありました。

その中で感じたのは

「世の中には本当にいろいろな考え方がある」

ということです。

日本にいたころは、

「こうするのが普通」

「こうしないといけない」

と思っていたことがたくさんありました。

しかし海外で生活してみると、その考え方は世界全体から見ればほんの一部に過ぎないことが体感で分かります。

もちろん、日本の考え方が間違っているという意味ではありません。

ただ

「こういう生き方もあるんだ」

「こういう働き方もあるんだ」

と知ることで、視野が大きく広がりました。

今振り返ると、当時のわたしが抱えていた悩みの中には、もっと広い視点で見れば気にならなくなるものも多かったように思います。

自分の人生について考える機会

カナダの国内旅行でジャスパーを訪れた際に撮影。

ワーホリを通して、自分の人生について考える時間が増えました。

その理由のひとつとしては、ワーホリでは多くのことを自分で決めなければならないからです。

どこに住むのか。

どんな仕事をするのか。

どんな生活を送るのか。

学生ビザのように学校へ通うことが前提ではないため、良くも悪くも自由です。

だからこそ

「自分は本当は何をしたいのか」

を考える機会が自然と増えました。

わたしはそれまでは、学校へ進学し、就職活動をして、働くという流れを深く疑ったことがありませんでした。

しかしワーホリを通してさまざまな価値観に触れたことで

「自分はどう生きていきたいのか」

を以前より真剣に考えるようになりました。

これは英語力と同じくらい、大きな収穫だったと思っています。

逆に失ったものや変化したこと

もちろんワーホリへ行って得たものばかりではありません。

失ったものや大変だったことも確かにあります。

ここでは、わたしが失ったと感じるものなどについて包み隠さずお話ししていこうと思います。

キャリアの連続性

仕事を辞めてワーホリへ行く場合、キャリアの連続性は確かに失われます。

これは避けられない部分だと思います。

わたし自身は、キャリアよりも英語や海外経験、自分の興味があることを優先したため、そこまで大きな問題ではありませんでした。

しかし人によっては、大きな不安になるポイントだと思います。

実際、ワーホリは学校への留学と比べると

「ただ海外で遊んできたのでは?」

というイメージを持たれることがおおいとおもいます。

そのため、帰国後の就職活動でワーホリについて深く質問されることはたくさんありました。

ただし、ワーホリ経験がマイナスになるかどうかは、過ごし方による部分も大きいと感じています。

たとえば

  • 英語を勉強した
     
  • TOEICや英検で結果を出した
     
  • 海外で仕事を経験した

など、目的を持って行動していたことを説明できれば、プラスに評価されることもあります。

個人的に大切だと思うのは一貫性です。

たとえば

「英語を伸ばしたいと思った」

「ワーホリへ行って勉強した」

「実際に英語力が伸びた」

という流れであれば、自分で決めた目標を達成した経験として伝えることができます。

わたしは、3カ国でのワーホリ後に就職活動をしました。

その際には、海外営業や外資系企業などから内定をいただくことができました。

もちろん業界や職種によって評価は変わると思います。

ただ少なくとも

「ワーホリへ行った時点でキャリアが終わる」

というようなものではないと、わたし自身は感じています。

友人関係の変化

少し意外かもしれませんが、わたしが失ったと感じるもののひとつに友人関係があります。

もちろん友人がいなくなったという話ではありません、安心してください(笑)

ワーホリへ行くと、少なくとも1年近く日本を離れることになります。

その間は家族や友人と直接会うことができません。

連絡を取ることはできますが、時差もあり、以前ほど頻繁にはやり取りしなくなります。

わたしの場合、ワーホリ前には「なんとなく一緒に遊ぶ友人」がそれなりにいました。

もちろんそのような関係が悪いという意味ではありません。

気軽に会える友人も大切な存在だと思っています。

ただ、1年という長い期間が空くことで自然と連絡を取らなくなった人もいました。

仲が悪くなったわけではありません。

ただ生活環境や考え方などが変わり、お互いの時間の使い方も変わった結果だと思います。

一方で、本当に気が合う友人とは今でも連絡を取り合っています。

また、ワーホリ先で出会った日本人の友人とも深い付き合いが続いています。

海外生活や英語学習など、共通の経験や趣味があるため自然と話も合いました。

ワーホリを通して感じたのは、人間関係が減ったというよりも、人間関係が変化したということです。

これは失ったものでもあり、新しく得たものでもあったと思っています。

それでも私がワーホリへ行って良かったと思う理由

カナダ・ハリファックスにて撮影。自動車整備士としてフルタイムで働いていた時、毎朝大きな橋からみえる光景です。大西洋から登る日の出が見られる場所でお気に入りの通勤路でした。

ワーホリへ行って失ったものや変化したものは確かにあります。

キャリアの連続性や人間関係など、不安だったことの中には実際に現実になったものもありました。

それでもわたしは、ワーホリへ行ったことを一度も後悔したことがありません。

なぜなら、得られたものの方がずっと大きかったからです。

世界中に友人ができ、今まで知らなかった考え方や価値観にも触れられました。

そして何より、自分で選んだ道を歩いたという満足感のような、達成感のような、大きな自信にも似たそんな感覚があります。

以前のわたしは、どちらかというとあまり深く考えず、周りの流れに乗るように生きていました。

学校へ行き、就職活動をして、就職する。

もちろんそれが悪いことだとは思いません。

ただ、ワーホリへ行ったことで

「自分は本当は何がしたいのか」

「これからどんな人生を送りたいのか」

を以前より真剣に考えるようになりました。

そして、個人的に一番大きかったのは英語です。

もともと洋楽が好きだったわたしにとって、英語力が伸びたことは人生の楽しみを増やしてくれました。

好きなアーティストのインタビューを英語で聞いたり、曲が生まれた背景を本人の言葉で知ったりできるようになりました。

また、MVに映る景色や街並みが、自分が実際に暮らした場所と重なり、懐かしく感じることもあります。

そうした瞬間に

「あの時ワーホリへ行って良かったな」

と感じます。

もちろん失ったものもあります。

しかし、それ以上に自分が好きなものを楽しめる人生を手に入れられたことは、わたしにとってとても大きな価値がありました。

仕事を辞めてワーホリへ行くのがおすすめな人

もちろん、仕事を辞めてまでワーホリへ行くべきかどうかは人それぞれです。

ただ、わたし自身の経験からすると、次のような方には向いていると思います。

やりたいことが明確な人

仕事を辞めてワーホリへ行くのはリスクもあります。

だからこそ「なぜ行きたいのか」が明確な人にはおすすめです。

たとえば

  • 英語など特定の言語を身につけたい
     
  • フランスでフランス料理を学びたい
     
  • ニュージーランドでワインを学びたい

など、ワーホリを通して実現したいことがある人です。

わたしの場合は、英語と洋楽でした。

もっと英語を理解して洋楽をたのしめるようになりたい。

そんな気持ちがずっとありました。

実際にワーホリへ行ったことで英語力を伸ばすことができ、今では洋楽や海外コンテンツを以前よりずっと楽しめるようになりました。

もちろん必ずしも目標を達成できるとは限りません。

しかし「これをやりたい」という軸がある人ほど、ワーホリでの経験をその後の人生に活かしやすいと思います。

海外で暮らしてみたい人

海外旅行ではなく

「実際に海外で生活してみたい」

という気持ちがある人にも向いています。

旅行と生活では見える景色が大きく違います。

現地で仕事をしたり、家を探したり、人間関係を作ったりする中で、その国の文化や考え方をより深く知ることができます。

わたしも、旅行だけでは得られなかったであろう経験をたくさんすることができました。

今までの人生に強い違和感を感じている人

現在や今までの生活に強い違和感やモヤモヤを感じている人にも、ワーホリはひとつの選択肢になると思います。

もちろん

「人生が変わる」

とか

「自分探しができる」

とまでは言いません。

しかし、今までとはまったく違う環境に身を置くことで、新しい視点を得られることはあります。

わたしも海外で生活しながら

「自分は何が好きなのか」

「これからどんな人生を送りたいのか」

を以前より深く考えるようになりました。

もし今の生活に強い息苦しさを感じているのであれば、一度違う環境に飛び込んでみることも選択肢のひとつだと思います。

逆に慎重になるべき人

もちろんワーホリは誰にでもおすすめできるわけではありません。

個人的には、次のような方は慎重に考えた方が良いと思います。

キャリアを最優先したい人

キャリアや経歴を最優先に考えている方には、ワーホリはあまりおすすめできないかもしれません。

理由は、どうしてもキャリアの連続性が途切れるからです。

ワーホリは過ごし方によって大きな経験になります。

しかし

「ワーホリへ行った」

という事実だけで強い経歴になることは少ないと感じています。

わたしも帰国後に就職活動をしましたが

「なぜ留学ではなくワーホリを選んだのですか?」

「ワーホリ中は何をしていたのですか?」

と聞かれることは何度もありました。

面接官によっては

「海外で遊んでいただけではないか」

という視点で見ていることもあるように感じました。

もちろん資格を取得したなど、具体的な成果があれば話は変わります。

ただ、キャリアや経歴を何よりも重視する方であれば、ワーホリよりも学位や資格につながる留学の方が向いている場合もあると思います。

休息や気分転換だけを求めている人

ワーホリに対して

「海外でのんびり暮らす」

「毎日楽しく過ごす」

というイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし実際には、楽しいことばかりではありません。

例えば

  • 仕事探し
     
  • 住まい探し
     
  • 文化の違いによる悩み
     
  • 海外特有のトラブル

など、多くの壁もあります。

わたしも何度も大変な思いをしました。

たとえばカナダでは、英語力を伸ばすために日本人がほとんどいない環境で生活していました。

英語の上達という意味では理想的な環境で、実際に英語も上達していったのでずっとハッピーなはずでした。

しかし日本語をほとんど話さない生活には、それ独特のストレスや大変さもありました。

そのため

「仕事を辞めて少し休みたい」

という気持ちだけでワーホリへ行くと

思っていたより大変で

「全然休息にならない」

と感じることもあると思います。

そのため、楽しさだけでなく大変さもあることは知っておいた方が良いと思います。

ワーホリで遭遇した辛いことや大変だったことについて、とくに辛かったことを下記の記事でまとめてみたのでご興味ある方はぜひ読んでみてください。

まとめ

今回は、仕事を辞めてワーホリへ行ったわたしの経験についてお話ししました。

ワーホリへ行く前は

  • キャリアはどうなるのか
     
  • お金は足りるのか
     
  • 英語は本当に伸びるのか

など、不安なことがたくさんありました。

実際に失ったものや大変だったこともあります。

しかし、それ以上に英語力や海外経験、新しい価値観など、多くのものを得ることができました。

だからわたしは、仕事を辞めてワーホリへ行ったことを後悔していません。

だからといって全員が仕事を辞めてワーホリへ行くべきだとも思いません。

正社員としてキャリアを積む人生も素晴らしい選択です。

一方で、ワーホリへ挑戦する人生もまた素晴らしい選択だと思います。

大切なのは、「世間的に正しいか」ではなく、「自分が納得できるか」ではないでしょうか。

もし今、仕事を辞めてワーホリへ行こうか迷っているなら、今回の記事が少しでも判断材料になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

下記の動画は、わたしが会社を辞めてワーホリへ行くか悩んでいた時期に助けになった、アランワッツというイギリスの哲学者の講演の一部を編集した動画です。

ワーホリに限らず

「このままでいいのだろうか」

と当時のわたしのようにモヤモヤした感情がある方に、きっと考えるきっかけをくれるとおもいます。

動画を届けてくれた山下さんとアランワッツに敬意と感謝を送ります。

ぜひ見てみてください。

また下記の記事では、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドでワーホリをした経験から、それぞれの国の特徴などをまとめてみました。

ワーホリを前向きに考えている方で、とくにこの3カ国が気になっている方には参考になると思うので、ぜひこちらもあわせて読んでみてください。

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